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ペットの位牌に戒名は必要?それともいらない?
2019年9月20日

ペット葬儀は人の葬儀と同じく、弔い、お墓参り、法要があります。そして、供養方法としてペットに戒名をつけることが可能です。戒名とは、仏様の弟子になったことを示す名前のことをいいます。
現時点でペットへの戒名に形式や決まりはありません。依頼するペット葬儀業者によっては、戒名を受け付けていないところもあります。ですが、大森ペット霊堂ではご家族のご希望によっては、戒名をつけています。
そもそも戒名とはなぜ必要なのか、なぜ戒名をつけるペット葬儀業者とそうでないペット葬儀業者がいるのか、詳しくお話ししていきますね。

    目次

  1. 1.そもそも戒名は必要?
  2. 2.ペット葬儀業者によって異なる戒名の取扱い
  3. 3.寺院の取扱う六道とは?
  4. 3-1.天道
  5. 3-2.地獄道
  6. 3-3.餓鬼道
  7. 3-4.畜生道
  8. 3-5.修羅道
  9. 3-6.人間道
  10. 4. 人も動物も同じひとつの命

そもそも戒名は必要?

戒名とは、仏門に入ったモノに対して、与えられる名前です。要は、あの世で過ごす際に名乗る名前となります。戒名を授かることで、仏様の弟子としてあの世で律して過ごす生活が待っています。実は仏門では戒名といいますが、宗派によって呼び方は異なります。浄土真宗派では法名、日蓮宗では法号と呼びます。

いずれにしても戒名(あるいは法名・法号)を付けなくても、亡くなったペットを弔うことは可能です。

ではなぜ、戒名をつけるのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。葬儀では、亡くなったモノの魂を僧侶が現世とあの世への橋渡しを行います。その際に、僧侶は仏の道を介してあの世へと魂を送り出します。仏の世界に行くためには俗名(生前に使っていた名前)のままでは行けないため、戒名を付けあの世へと送り出す考えから戒名をつけていることが多いようです。

ペット葬儀業者によって異なる戒名の取扱い

ペット葬儀業者によっては、戒名の取扱いがあるペット霊園もあればそうでないところもあります。なぜ違いがあるのかについてお話ししていきますね。

六道輪廻の考え方より、「ペット=動物」という考えのもとで、ペットへの戒名を行わないペット業者は存在します。その他にも、戒名を授けるための費用や僧侶の手配など、行わない理由はペット葬儀業者によってさまざまです。

大森ペット霊堂の場合、「ペット=家族あるいは人と同じ命」という考えのもと、ペットへの戒名はご希望の方へのみ行っております。供養するにあたって、戒名は必ずしもつけるものではありません。ペットの戒名には、どのようなものがあるのか相談したいということがあれば、お気軽にお電話でお問合せくださいね。

寺院の取扱う六道とは?


六道とは、仏教においてこの世に生まれて来たすべての生物が生前の行いによって行き着く6つの世界を指します。読み方として「ろくどう」または「りくどう」と呼ばれます。六道には、天道、地獄道、餓鬼がき道、畜生道、修羅道、人間道があります。

1.天道

天道とは、苦しみや迷いがなく、楽しみであふれる世界です。生前の行いで善行を働いたモノがたどり着き、通常の寿命よりも長く生きます。ただ、老いて生涯の幕が降りるころには、今までの楽しみが消え去り、老いの苦しみがあります。天道は、決して楽しいだけの世界ではないということですね。

2.地獄道

地獄道は、最も苦しみが伴う世界です。死後の地獄には、八熱地獄・八寒地獄・孤地獄があります。よく聞く「八大地獄」とは、八熱地獄が当てはまりますね。
等活、黒縄、衆合、叫喚、大叫喚、焦熱、大焦熱、阿鼻の8つの地獄で構成されます。地獄はどのような場所なのでしょうか。お釈迦様のお言葉をお借りすると「どんな言葉を使っても、地獄の苦しみは説けない」と説いています。

3.餓鬼道

餓鬼道は、飲まず食わずによって体はやせ細り、骨と皮になって苦しむ世界です。殺生は行っていないが、欲深く自分本位なモノが餓鬼道へと向かいます。

4.畜生道

畜生道は、動物や鳥、虫たちの世界です。自然界において、弱肉強食の環境下のため常に不安が付きまといます。

この考えをもとに、ペットを「動物」と捕らえるのであれば「畜生道」に当てはまりますが、「家族」としての生活は自然界とはまた異なる生き方を歩むことになります。

5.修羅道

修羅道は、常に戦いが絶えない世界です。生前、争いによって相手を見下したり、ひがんだりすると行き着く世界といわれています。

6.人間道

人間道は、私たちの生きている苦しみも楽しみも存在する世界です。この世界が唯一、仏法を聞ける機会に恵まれ、仏法の目的である六道から離れること(解脱げだつ)ができるとされています。解脱によって、向かう世界が「浄土」となります。

人も動物も同じひとつの命

ペットへの戒名は、決して強制ではありません。飼い主さんのご意向が第一であり、ぜひご家族でご検討いただくことが大切です。ペット葬儀を依頼する業者によっては、戒名を対応していないところがあります。戒名をつけたいとお考えの方はペット葬儀を検討する前に、問合せしておきましょう。
私たち大森ペット霊堂では、人も動物も変わらないひとつの命と考え、運営しております。戒名をつける場合には、1~2週間ほどお時間をいただいております。ご検討されている方は、一度お電話にてご相談くださいね。

野良犬や野良猫の死に直面したときのペット葬儀・ペット火葬
2019年8月30日

あなたの周りでもどのおうちにも飼われず、自由気ままに過ごしているワンちゃん(あるいは猫ちゃん)を一度は見たことがあるのではないでしょうか。
野良犬や野良猫たちが交通事故によって亡くなってしまったり、駐車場や公園などで息を引き取っていたりした場合、どう対応すべきか分からないですよね。
野良犬や野良猫たちに飼い主はいませんが、自治体で対処してもらうほかに「ボランティア葬」というものがあります。大森ペット霊堂でも「
ボランティア葬」に対応しています。もし今後、野良犬や野良猫たちと遭遇したときの対処法についてまとめました。

    目次

  1. 1.野良動物かな?と思ったら確認したいポイント
  2. 1-1.周囲に飼い主はいるか
  3. 1-2.野良猫の耳にカットはあるか
  4. 1-3.異変があったら、自治体へ
  5. 2.野良犬や野良猫の死に遭遇した場合
  6. 2-1.ペット葬儀業者へ電話
  7. 2-2.ペット葬儀業者へ連れて行く
  8. 2-3.ボランティア火葬
  9. 2-4.火葬後の供養
  10. 3.野良動物も大切な命

野良動物かな?と思ったら確認したいポイント


野良動物を見かけた際には次の3つを確認しましょう。

1.周囲に飼い主はいるか

野良動物に遭遇した際には、首輪の有無や周囲に飼い主がいるかどうか確認しましょう。もし飼い主がいる場合には、首輪に記載されている住所や連絡先を見て、どこで見つけたのかなど状況を伝えましょう。

2.野良猫の耳にカットはあるか

自由気ままに生きる野良猫の場合、耳に一文字やV字のマークがある時があります。TNR活動(捕獲すること(Trap)、不妊手術(Neuter)、猫を元の場所に戻す(Return))によって、これ以上繁殖をしない「地域猫」であると一目でわかります。

3.異変があったら、自治体へ

野良動物の場合、予防接種等をせずに過ごしてしまうこともあり、それが原因で感染症にかかりやすいです。野良動物を見かけたときに、少しでも異変があったら各自治体へ連絡しましょう。

野良犬や野良猫の死に遭遇した場合


野良犬や野良猫のボランティア葬は、どのペット葬儀業者でも行なっているわけではありません。見かけた際には電話にて確認するといいでしょう。

ペット葬儀業者へ電話

野良犬や野良猫のボランティア葬を行なっているペット葬儀業者へ電話し、野良犬(あるいは野良猫)の状況を伝えて指示を仰ぎましょう。息がまだある場合には、近くの動物病院へ連れて行きます。野良犬や野良猫の場合、ボランティアで見てくれる動物病院もあるので、近くの病院で対応しているか問い合わせしてみるといいでしょう。
もし残念ながら息を引き取っていた場合、ペット葬儀業者へボランティア葬を依頼することで供養ができます。

ペット葬儀業者へ連れて行く

大森ペット霊堂では、原則として直接大森ペット霊堂へお持ち込みをお願いしております。お電話にてご依頼があった際には、火葬にて手厚く供養いたします。

ボランティア火葬

野良犬や野良猫の火葬は、無償で火葬を行なっています。野良犬や野良猫たちのボランティア葬は、みなさんのご協力があるからこそ成り立つ葬儀となります。この世に生を受けた動物たちが等しく、安らかに旅立てるよう私たちは責任を持って取り組んでいます。

火葬後の供養

ボランティア火葬の後、お骨はペット霊堂内にある合同供養塔へと納骨します。他のペットたちも合同供養塔へ納骨し、手厚く供養させていただきます。

野良動物も大切な命


私たちは、心から動物たちを考え、ご家族に寄り添った弔いをモットーに活動しております。ペット葬儀業者の中には、残念なことにビジネスとして、弔いを作業として扱っている方もいます。動物たちを思うからこそ、私たち大森ペット霊堂はこれまで多くの方に支えられボランティア葬ができました。スタッフも訪れた動物たちを家族同然に接するからこそ、真摯に受け止め、手厚く供養に臨めます。野良動物も大切な命。私たちはこれからも動物たちに何ができるか、精進してまいります。

また、私たち大森ペット霊堂ではボランティア葬儀以外にも動物の保護や里親探し、殺処分ゼロ運動、学校教育の道徳の授業などに取り組んでおります。みなさんの暖かいご支援を今後ともよろしくお願いいたします。

ペット葬儀はやるべきなのか?ペット火葬における歴史の歩み
2019年8月23日

ペット葬儀について、なんとなく言葉は聞いたことはあるけど、準備や費用などが漠然としている。このような不安で悩む方も多いかもしれません。大切な家族の最期を見送るためにも、ペット葬儀の事情や問題点について見ていきましょう。

    目次

  1. ペット葬儀を考えている人は、ペット飼育者の78.2%
  2. そもそもペット葬儀はいつから始まったのか?
  3. ペット葬儀の種類
  4. 1.合同葬儀
  5. 2.個別一任葬儀
  6. 3.立会葬儀
  7. 4.その他
  8. ペット葬儀業界の問題点・トラブル
  9. 1.ペット火葬についての法整備の遅れ
  10. 2.実際には火葬が行われていないケース
  11. 3.火葬後に追加分として高い料金を請求される
  12. 後悔のないお別れのために

ペット葬儀を考えている人は、ペット飼育者の78.2%

アニコム損保がペット保険に加入中の契約者に対して、「ペット葬儀について考えているか」というアンケートを実施しました(1)。「はい」と答えた回答者は78.2%に上り、「いいえ」を大きく上回る結果となりました。

また、具体的な葬儀内容については、回答者の85.9%が「ペット霊園等で火葬」と答えています。ペット葬儀に対する関心の高さやペットを手厚く見送ってあげたい飼い主さんの愛情がうかがえますね。

そもそもペット葬儀はいつから始まったのか?


今では当たり前になりつつあるペット葬儀はいつ頃から始まったのでしょうか。
寺院が檀家の犬や猫を供養する事例は昔から全国で見られたものの、一般の方が飼育する動物の葬儀や火葬を引き受ける事業が始まったのは、第二次世界大戦後の昭和20年代前半と考えられています。

東京都や神奈川県で動物霊園事業が始まったことを皮切りに、その後全国各地にペット葬儀社が誕生しました。
平成の時代を迎えると空前のペットブームが起こり、ペットの社会的地位は向上しつつあります。次第にペットは家族同然の存在という価値観が広がり、マンションで室内飼いをするケースが増えたことでペット葬儀のニーズが急速に高まりました。
現在、ペット葬儀社は全国におよそ600存在すると言われています。

ペット葬儀の種類


ペット葬儀にはどのような種類があるのでしょうか。詳しくご説明します。

1.合同葬儀

火葬から供養までを他のペットたちと一緒に行う葬儀です。遺骨はペット霊園の合同の納骨堂に納められます。火葬に立ち会うのが辛い場合や「他のペットたちと一緒にいるほうが寂しくない」とお考えの方に向いています。飼い主さんが心ゆくまでペットの供養ができるように、毎年”合同慰霊祭”を開催しているペット霊園があります。

2.個別一任葬儀

火葬は個別で執り行い、火葬の立会いや収骨についてはペット霊園に任せる方法です。お骨は骨壺に納められた状態でスタッフから飼い主さんに返されます。
ペットのお骨を残したい方や火葬の立会いに抵抗を感じる方にお勧めです。

3.立会葬儀

飼い主さん立会いのもとで火葬を執り行い、火葬後はペットのお骨を飼い主さん自らが拾って骨壺に納めます。家族のみなさんでお別れをしたい場合や自分の手でペットのお骨上げをしたい場合に選ばれる葬儀です。

4.その他

ライフスタイルの多様化にともない、飼い主さんのスケジュールに対応しやすい移動火葬車のニーズが増えてきました。移動火葬車には火葬炉が搭載されており、飼い主さんのご自宅まで訪問しその場で火葬を執り行います。

ペット葬儀業界の問題点・トラブル


近年のペットブームよってペット葬儀社は急速に増えましたが、ペット葬儀の歴史はまだ浅く正しい知識を持つペット葬儀業者は多くないのが現状です。葬儀社選びを間違えると思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。ここでは、ペット葬儀業界の問題点やトラブルの事例についてみていきます。後悔しないペット葬儀業者の選び方についてはこちらを参考にしてくださいね。

1.ペット火葬についての法整備の遅れ

ペット葬儀のニーズの高まりによってペット葬儀社は増加したものの、ペットの火葬についての法律はまだ存在しません。自治体によっては許認可についての基準を設けていますが、極端に言えば今なら誰でも葬儀社を開業できる状態です。残念なことに金銭目当ての悪徳業者が存在するのは否定できません。

2.実際には火葬が行われていないケース

火葬後にお骨を手渡す約束を交わしたにも関わらず、飼い主さんから預かったペットの遺体を遺棄したという、極めて悪質な事例がありました。実際に火葬が行われているのかどうか疑わしいケースは後をたちません。火葬の方法について事前に十分な確認をし、少しでも怪しい点があればすぐに断るなどの対応が必要です。

3.火葬後に追加分として高い料金を請求される

事前に提示された料金とは別に、「追加分」として法外な料金を請求されるケースです。
ペットの遺体を焼却炉に入れてから、「料金を支払わないなら火葬を中止する」などと脅され、仕方なく高額な料金を支払ってしまう飼い主さんがいるようです。
飼い主さんの心情としては、ペットの体を粗末に扱われることは耐え難いでしょう。ペットに対する飼い主さんの愛情を逆手に取った卑怯きわまりないやり方です。

後悔のないお別れのために


ペット葬儀の歴史や種類、ペット葬儀業界の問題点などについてご紹介しました。ペットの存在が使役動物からコンパニオンアニマル(伴侶動物)に代わり、葬儀や火葬が当たり前になったのは最近のことです。わたしたちの人生を豊かにしてくれるペットのためにも、ペット葬儀について詳しく知っておくことは大切なことではないでしょうか。
大森ペット霊堂では、飼い主さんの気持ちに寄り添い、真心をこめてペットたちをお見送りする葬儀を執り行なっております。24時間365日対応しておりますので、ペット葬儀に関する疑問点などがございましたらお気軽にご相談ください。

参照元:

(1) アニコム損保, 第3部どうぶつの疾患統計, 第3章 死亡と寿命, 3.どうぶつの葬儀について, https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_201712_3.pdf

【徹底解説】よく分かるペットロスとの向き合い方
2019年8月9日


最愛のペットを失った悲しみから生じる、ペットロス。動物を飼っている方なら誰にでも起こりうる反応で、近年では社会問題にもなっています。
ですが、残念なことに「ペットロス」についての認知が乏しく、ペットを失った人の心の傷を軽く見る人もいます。ペットロスとはどのような症状か、ペットロスの対応方法についてお話しします。

    目次

  1. 1.ペットロスとは?
  2. 1-1.心の反応
  3. 1-2.体の反応
  4. 2.ペットロスを乗り越えるために
  5. 2-1.生前にできること
  6. 2-1-1.・ペットの寿命を意識しておく
  7. 2-1-2.・ペットはペットとして扱ってあげる
  8. 2-1-3.・後悔しないための行動を取る
  9. 2.死後にできること
  10. 2-2-1.・とことん悲しむ
  11. 2-2-2.・信頼できる人に話しを聞いてもらう
  12. 2-2-3.・新しいペットを迎える
  13. 3.ペットロスについて周囲に知っておいて欲しいこと
  14. 3-1.話しを聞いてあげる
  15. 3-2.かけてあげる言葉・かけてはいけない言葉
  16. 3-3.一緒に弔う
  17. 4.一人で悩まず私たちにご相談ください

ペットロスとは?

ペットロスになった場合、心や体には具体的にどのような反応がおこるのでしょうか。

1.心の反応

後悔や自責の念にさいなまれる、亡くなったペットのことが頭から離れない、何もやる気がおきない、獣医師などに対して怒りを感じるなど、人によって心の反応はさまざまです。このほかには、不安感や孤独感、喪失感、深い悲しみ、自殺願望などが挙げられます。

2.体の反応

強いストレスが原因で食欲不振に陥ったり睡眠障害(不眠や過眠)を起こしたりします。倦怠感や脱力感、頭痛、関節痛、過呼吸、パニック発作などに悩まされる方も少なくありません。持病がある場合は、ペットロスをきっかけに症状が悪化するケースがあります。

ペットロスを乗り越えるために

ペットロスにならないためにペットが元気なうちにするべきことや、もしペットロスになってしまった場合の乗り越え方について見ていきます。

1.生前にできること

・ペットの寿命を意識しておく

フードの品質改良や医療の発達、良好な飼育環境などのおかげでペットの寿命は延びました。とはいえ、わたしたち人間と比べるとその生涯はあまりにも短いのが現実です。いずれは必ずおとずれるペットとのお別れ。ペットの寿命を日頃から意識しておくと、「その時」を迎えるための心の準備が少しずつできます。

・ペットはペットとして扱ってあげる

ペットは大切な家族の一員です。ただ、ペットを人間と同じように扱ってしまうと「我が子同然の存在」から「我が子そのもの」になってしまい、ペットを失った時の喪失感は計り知れません。人間とペットとの間にある程度は線引きをして、客観的な視点を持つことが大切です。

・後悔しないための行動を取る

例えば、動物病院で定期健診や予防接種を受けていれば、ペットが病気になったときに「もっと早く病院に連れて行けば助かったかもしれない」と後悔せずにすみます。

また、正しくリードを装着していれば防げる散歩中の事故もあるでしょう。「自分のせいでペットを死なせてしまった」という自責の念はなかなか消えませんので、いま目の前にいるペットに対して最善を尽くしてあげてください。

2.死後にできること

・とことん悲しむ

ペットを失った悲しみを紛らわせようとして、仕事に没頭したり意図的に忙しくしたりする飼い主さんがいますが逆効果です。悲しみを無理に抑え込むと、行き場を失った感情がいつまでも胸に留まってしまいます。泣きたいときは思いっきり泣いてください。「ペットを亡くしたくらいでこんなに落ち込む自分はおかしいのではないか?」と思う必要もありません。飼い主さんの涙はペットへの供養にもなります。

・信頼できる人に話しを聞いてもらう

誰かに話しをするだけで気持ちが軽くなった経験をお持ちの方は、多いのではないでしょうか。
ペットロスの場合も同様で、心を許せる家族や友達にいまの率直な気持ちを聞いてもらいましょう。ひとりで悶々と悩んでいるよりも、誰かに苦しい思いを打ち明けることで気分が楽になります。

・新しいペットを迎える

新しいペットを迎えることは、ペットロスを克服するための有効な方法です。ペットが亡くなって間もない頃は、とてもそんな気分にはなれないかもしれません。何ヵ月か過ぎて少し気分が落ち着いたときを見計らって検討してみてください。

ペットロスについて周囲に知っておいて欲しいこと

身近な人がペットロスになったときには、どのように対応したらいいのでしょうか。

1.話しを聞いてあげる

ペットロスで苦しんでいる人から悩みを打ち明けられたときは、話しを静かに聞いてあげましょう。「何かアドバイスしなくては」と思う必要はありません。その人の気持ちにそっと寄り添って、共感することが大切です。

2.かけてあげる言葉・かけてはいけない言葉

「こんなにも悲しんでくれる人がいるなんて幸せだね」「長生きできたのは〇〇さんが大切に育ててきたからだよ」「病気で苦しいときも大好きな家族に看病してもらって心強かったと思うよ」など、飼い主さんの悲しみに共感し、ペットに対する深い愛情を尊重するような言葉をかけてあげてください。

かけてはいけない言葉は、「そんなに悲しんでいるとペットが天国に行けないよ」「新しいペットを飼えば立ち直れるんじゃない?」「ペットを飼っている人ならみんな経験することだから」などです。

3.一緒に弔う

ペットの弔いを一緒にすることは、悲しい気持ちを共有することにつながります。小さな花束やお線香を贈ったり仏壇に手を合わせたりするだけでも、飼い主さんの心はずいぶん慰められるでしょう。

一人で悩まず私たちにご相談ください


ペットロスへの対応や向き合い方についてご紹介しました。大森ペット霊堂では、ペットロスの悩み相談をお電話で承っております。また、後悔しないためのペット葬儀や年4回の供養祭参加についてもご相談が可能です。苦しい気持ちをお1人で抱え込まず、お気軽にご連絡ください。

学校で飼っている動物3種
2019年8月2日


子供の頃、学校の敷地内で動物を飼っていた経験がある方も多いのではないでしょうか。小さい頃に生き物と触れることは、命に対する責任や違いなど学べることが多くあります。学校で飼育している動物には、どんな種類の動物たちがいるのでしょう。それらの動物たちとの接し方についてもお話ししていきます。

    目次

  1. なぜ学校で動物を飼うの?
  2. 1.優しさや責任感を育む
  3. 2.動物と触れ合う機会を得られる
  4. 学校で飼育されている動物3種
  5. 1.ハムスター
  6. 2.ウサギ
  7. 3.メダカ
  8. 学校飼育での命の取扱い
  9. 1.飼育動物を選ぶ
  10. 2.普段のお世話
  11. 3.病気や感染症
  12. 4.保護者や獣医さんのサポートが必要
  13. 学校動物へのお別れについて考える
  14. 1.命の尊さを知る
  15. 2.お別れ後の選択
  16. 学校動物が教えてくれる大切な命

なぜ学校で動物を飼うの?

動物を飼うことで得られるものはたくさんあります。学校で動物を飼育するメリットについてご紹介します。

1.優しさや責任感を育む

動物を飼った瞬間からその動物の命に対して責任が生じます。言葉が通じない動物はけっして人間の思い通りにはなりませんし、毎日のお世話や病気になったときの対応など大変なことは多いです。ただ、愛情をかければそれ以上の愛情を返してくれるのが動物たちです。お世話をしている動物が育っていく様子を間近で見ることは、子供たちの優しさや責任感を育みます。

2.動物と触れ合う機会を得られる

住宅事情や家庭の事情によりペットを飼えない環境で育つ子供は少なくありません。子供たちにとっては、学校での動物との触れ合いは貴重な経験になります。動物を飼育するゲームが流行っていますが、ゲームでは感じることのできない生身の動物の温かさを感じることで情緒が安定し、子供にとって動物が心の拠り所となるケースが多くあります。

学校で飼育されている動物3種

学校で飼育されている動物のうち、代表的な動物をご紹介します。

1.ハムスター

学校で飼っている動物のなかでも子供たちに大人気なのがハムスターです。愛らしい姿やケージ内に設置した回し車で遊ぶ様子は子供たちの心を和ませてくれます。
ただ、性格はやや神経質でストレスをためやすい傾向にあり、飼育環境には気を使わなければなりません。平均寿命は2~3年です。

2.ウサギ

ウサギは多くの学校で飼われています。繁殖力が強いため、子ウサギを産ませて児童の情操教育に役立てる学校もあるようです。ウサギは臆病な性格のため、可愛がり過ぎには注意しましょう。平均寿命は5~7年です。

3.メダカ

学校で飼う場合もありますが、メダカなど世話に手のかからない魚類はクラスでの飼育にも向いています。クラス内に水槽が1つあるだけでクラスの雰囲気が和んだり結束力が高まったりします。またメダカの成長を観察し、授業に取り入れられます。

学校飼育での命の取扱い


学校で動物を飼育する際に気を付けるべきポイントについて見ていきます。

1.飼育動物を選ぶ

まず、どんな動物を飼うのかを検討しましょう。その際には、学校の規模や教職員数、地域の環境などを総合的に考慮して慎重に見極める必要があります。飼育に手間がかからない動物が学校飼育には向いています。

2.普段のお世話

飼育委員会の児童が主体となって世話をするケースが多いです。動物にとって快適な環境を整えるとともに、子供たちが管理しやすいように掃除やエサやりなどが容易に行える十分なスペースを確保しましょう。

3.病気や感染症

病気や感染症の予防のためには、動物の特性をよく知ってその個体に適した飼育方法で育てることが大切です。飼育小屋や水槽はつねに清潔な状態に保ち、エサは残さないように適量を与えてください。少しでもいつもと違う様子が見られたときは、早めに獣医師の診察を受けましょう。

4.保護者や獣医さんのサポートが必要

動物の学校飼育には保護者の方の理解や協力が必要です。学校が休みの日の動物の世話を保護者が交代で行う場合があります。また、飼育環境や病気について気軽に相談できる獣医師の存在は欠かせません。獣医師には動物が死んでしまったときに、子供たちが納得するように死因などを伝える役割も期待されています。

学校動物へのお別れについて考える


学校で飼っている動物の死は、子供たちに様々なことを教えてくれます。可愛がっていた動物とお別れを迎えたとき、どう対応すればよいのでしょうか。

1.命の尊さを知る

生きていれば避けられないのが「死」です。学校で飼っている動物が死んでしまったとき、児童たちは悲しい思いをするでしょう。しかし、リアルな死を体験し二度と戻らない命の重さを実感することは、命の尊さを理解することにつながります。また、友達と一緒に動物の死を嘆き、動物を供養するために協力してお墓を作るなどの行為は、友達との心の絆を強めます。

2.お別れ後の選択

動物とのお別れを経験した子供たちの反応は様々です。「新しく動物を迎えたい」という意見もあれば、「死ぬのを見るのは辛いからもう飼いたくない」という意見もあるでしょう。複数飼育しているのであれば、「今いる動物を大事に飼っていきたい」という思いを抱く子供もいるはずです。これからどうしたいかについて作文を書いてもらったり話し合いの場を設けたりして、子供の心に寄り添った選択をしてください。

学校動物が教えてくれる大切な命


学校で動物を飼育することには大変さがつきまといます。保護者はもちろん、近隣の住民にも理解を求めなければならない場面が出てくるかもしれません。ただ、動物がその命を持って子供たちに教えてくれることは、子供の健やかな心の成長のためには欠かせないことばかりです。
大森ペット霊堂では、「動物から命の尊さについて学ぶ」授業をボランティアで行っております。ご希望される学校様は、お気軽にお問い合せください。

ウサギとの最期の過ごし方
2019年7月26日


以前お話しした
ワンちゃん猫ちゃんのSOSのサインのように、ウサギちゃんにも命の終りが近づくと分かるサインがあることは知っていましたか。お別れのサインを見逃さないように、ウサギちゃんと接する時間を有意義なモノにしたいと思う方が多いかと思います。ウサギちゃんの看取り方や心の準備の仕方についてお伝えしますね。

    目次

  1. 1.ウサギちゃんの寿命はバラバラだった
  2. 1-1.ウサギちゃんの平均寿命
  3. 1-2.ウサギちゃんの寿命は長生きなことも
  4. 2.命の終りが近づくサインを見逃さないために
  5. 2-1.血の巡りが悪くなる
  6. 2-2.呼吸が不安定に
  7. 2-3.頭が下に向いてくる
  8. 3.高齢ウサギへの介護が必要になったら
  9. 3-1.食事について
  10. 3-2.歩行について
  11. 3-3.トイレについて
  12. 4.看取る上でのウサギちゃんとの接し方
  13. 5.最愛のウサギちゃんと過ごす最期の時間

ウサギちゃんの寿命はバラバラだった

ウサギちゃんの寿命についてご説明します。

1.ウサギちゃんの平均寿命

ペットとして家庭で飼育されているウサギちゃんの寿命はおよそ5~10年で、平均寿命は8年程度です。最近はウサギちゃんを飼う人が増えて適切な飼育環境が認知され始めており、平均寿命は延びています。

2.ウサギちゃんの寿命は長生きなことも

ウサギちゃんのなかには平均寿命を超えて、10年以上生きる子がいます。デリケートな性質のウサギちゃんにとってストレスは大敵。飼育環境を整えて長生きさせてあげましょう。

命の終りが近づくサインを見逃さないために


命の危険が差し迫ったときに以下のような症状が現れます。すぐに病院を受診させてください。

1.血の巡りが悪くなる

血圧が低下すると体が徐々に冷えてきます。体を触ってみていつもより冷たく感じるようなら獣医師に診てもらいましょう。

2.呼吸が不安定に

今まで一定だった呼吸のリズムが乱れ、荒い呼吸を繰り返すようならかなり危険な状態です。呼吸困難に陥っている可能性がありますので早急に対処してください。

3.頭が下に向いてくる

ウサギちゃんの頭が下に向いてくる=衰弱しているサインと考えてください。体力がほとんど残っておらず、自然に頭が下がってくる状態です。

高齢ウサギへの介護が必要になったら


高齢期を迎えたウサギちゃんのなかには、ひとりでごはんが食べられなくなったり歩行が困難になったりするケースがあります。飼い主さんがウサギちゃんの介護をするときの注意点についてまとめました。

1.食事について

高齢期になると食欲が減退し、自分からごはんを食べなくなるウサギちゃんがいます。そのような場合は、栄養失調にならないよう飼い主さんによる食事の補助が必要です。シリンジやスポイトを口に入れて、少しずつフードを流し込んであげましょう。
また、ウサギちゃんの大好物であるにんじんの取扱いには注意してください。にんじんには糖分が含まれています。食欲がないウサギちゃんに好きなものを食べさせようとして与え過ぎると、体に良くありません。

2.歩行について

年齢を重ねるにつれて筋肉が落ちてくるのは人間もウサギちゃんも同じです。脚力が弱くなったウサギちゃんは、今までなら難なく乗り越えられていた障害物を避けきれなくなります。室内はなるべく段差を作らないバリアフリーの状態を目指しましょう。
また、うさんぽ(ウサギちゃんの散歩)は、実はウサギちゃんにとってはストレスがたまる危険な行ため、高齢期に入ったら控えてください。

3.トイレについて

ウサギちゃんが寝たきりになったとき、飼い主さんにとって最も負担が大きい介護が”食糞への対策”ではないでしょうか。
ウサギちゃんは、食べたごはんを体内で発酵させます。排出した糞には栄養が含まれており、その糞を食べることを「食糞」と言います。ウサギちゃんが高齢で寝たきりになった場合は栄養不足にならないよう飼い主さんが糞を食べさせる必要があります。
時間が経って乾燥した糞は食べないので、排泄のタイミングを見計らって肛門から出てきた糞をすぐに口に運んであげましょう。

看取る上でのウサギちゃんとの接し方

いつか必ず訪れる「ウサギちゃんを看取る日」。その日のことはできるだけ考えずに過ごしたいのが飼い主さんの本音でしょう。しかし、心の準備がないままに突然お別れを迎えてしまうと、いざというときにパニックに陥ります。

特にウサギちゃんの場合は、犬や猫に比べると体調不良を起してから死を迎えるまでの時間が短いと言われています。亡くなる前の様子も個体によってかなり差があります。眠るように息を引き取る子や苦しそうに走り回って突然倒れたきり意識が戻らない子、荒い呼吸を繰り返したあとに痙攣を起こして亡くなる子などさまざまです。
また、ウサギちゃんは亡くなる直前まで苦しい様子を見せない子が少なくありません。飼い主さんのなかには、突然大切なペットを失って茫然自失の状態に陥る方もいらっしゃるでしょう。

悔いの残らない看取り方は存在しないのかもしれません。

けれど、最後の看取り方について日頃からご家族と話し合い少しずつ心の準備をしておくと、ウサギちゃんが穏やかな最期を迎えられる可能性は高くなります。「我が家に来てくれてありがとう。とても幸せな毎日だったよ」という気持ちで送り出してあげれば、ウサギちゃんは安心して天国に旅立てるのではないでしょうか。

最愛のウサギちゃんと過ごす最期の時間

ウサギちゃんの平均寿命や命の危険のサイン、高齢期の介護、看取る際の接し方などについてみてきました。大切な家族の一員であるウサギちゃんとの最期の時間をどう過ごすのか。ウサギちゃんとの別れが飼い主さんの心に深い傷を残さないためにも、よく考えておきたいですね。

大森ペット霊堂では、ウサギちゃんの健康や後悔しないためのペット葬儀についてのご相談を承っております。気になることがございましたら、お気軽にお申し付けください。

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