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犬種別の理想の運動時間|不足・過多のサインも解説

2025年12月23日

「うちの犬って、どれくらい運動させるのが正解なんだろう?」
そう疑問に感じたことはありませんか?

実は、犬の運動時間は 犬種・体格・年齢・性格 によって大きく異なります。
散歩はしているのに落ち着きがない、吠える、物を壊す…といった行動が見られる場合、もしかすると“運動時間が足りていない”サインかもしれません。

本記事では、以下の内容をわかりやすく解説します。

  • 犬種別の理想の運動時間の目安(小型〜大型犬)

  • 運動不足・運動しすぎのサイン

  • 散歩だけで満足できる?運動の質を上げる方法

  • 天候や季節による運動量調整のポイント

愛犬にとって最適な運動量を知ることは、健康と幸せを守るために欠かせません。
今日からすぐに実践できる内容になっているので、ぜひ参考にしてください。

1.犬種ごとに必要な運動量は全く違う?基準をわかりやすく解説

犬の運動時間は「体格が大きいほど多い」と思われがちですが、実は 犬種によって必要な運動量はまったく異なります。

小型犬は短時間でも満足しやすい

チワワやポメラニアンなどは、体が小さくエネルギー消費量も控えめ。
自宅での遊びでも十分運動になることが多いです。

中型犬は活発で散歩が必須

柴犬やコーギーなどは、本来は作業犬として活躍していた犬種。
短時間の散歩だけでは物足りないことが多く、しっかり歩くことが必要です。

大型犬は運動量が多いが“低速長距離型”

ラブラドールやゴールデンは、体力があり長い散歩や走る遊びが向いています。
短時間で激しく動くより、 ゆっくり長く が適しています。

年齢によっても必要量は変わる

  • 子犬:無理をさせず短時間×数回

  • 成犬:体力ピーク、十分な運動必須

  • シニア:負担をかけない軽めの運動に変更

2.【犬種別】理想の運動時間一覧(散歩+遊び)

以下は「散歩+遊びの合計時間」です。

小型犬の運動時間目安(1日 30〜60分)

犬種 運動時間の目安
チワワ 30〜45分
トイプードル 45〜60分
ポメラニアン 30〜45分
ミニチュアダックス 30〜60分

小型犬は室内でも活動できるため、散歩が短くても遊びで補えます。

中型犬の運動時間目安(1日 60〜90分)

犬種 運動時間の目安
柴犬 60〜90分
コーギー 60〜90分
シェルティ 60〜90分

牧羊犬系は知的刺激(知育トイ、ノーズワーク)があるとより満足します。

大型犬の運動時間目安(1日 90〜120分)

犬種 運動時間の目安
ラブラドール 90〜120分
ゴールデンレトリバー 90〜120分
ボルゾイ 90〜120分

大型犬は“のんびり長く歩く”スタイルが向いています。

超ハイエネルギー犬種(1日 120分以上+頭を使う活動)

以下の犬種は運動に加えて「頭の体操」が必要です。

運動だけでは満足しにくく、ノーズワークやトレーニングが必須です。

3.散歩だけでは足りない?運動の質を上げる方法

「散歩に行っているのに元気が余っている…」
そんなときは、運動の“質”を見直しましょう。

ノーズワーク

においを使って探す遊びは、脳をフル回転させるため短時間でも満足度が高い。

知育トイ

早食い防止トイやパズル型おもちゃは自宅で手軽。

ボール遊び

コントロールしながら短い時間でエネルギーを消費できます。

ドッグラン

他の犬と走ることで運動量がアップ。

家の中でできる「8の字」や「ターン」練習

省スペースでも体と頭を使えるのでおすすめ。

4.運動不足で起こる問題とサイン

運動不足は次のような行動につながります。

  • 落ち着きがない

  • 吠える・破壊行動

  • 夜に眠れない

  • 食欲低下

  • 肥満

  • ストレスで毛をむしる

特に 共働き家庭は運動不足になりやすい ため注意が必要です。

5.運動しすぎの危険性と注意点

運動は多ければよいというものではありません。

過度の運動が引き起こすリスク

  • 熱中症

  • 関節を痛める

  • 足を引きずる

  • 呼吸が落ち着かない

子犬・シニアに共通の注意

成長期の骨・関節に負担をかけると後々のトラブルにつながります。

6.季節・天候別の運動量の調整方法

  • 早朝・夜の涼しい時間に変更

  • 肉球火傷のリスクに注意

雨の日

  • 室内ノーズワークで代用

  • 10〜15分の軽い散歩でもOK

  • ウェアで暖かく

  • 路面の凍結に注意

まとめ|愛犬に合った運動時間を知ろう

にとって運動は、健康だけでなく心の安定にも欠かせません。
犬種によって必要な運動量は大きく異なるため、この記事を参考に愛犬に合った散歩・遊びの量を調整してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q1.平日は短めの散歩でも大丈夫?

可能。土日や休みの日に少し長めにすればOKです。ただし運動不足のサインが出たら改善を。

Q2.1回長く歩くより、2回に分けるほうが良い?

一般的には 2回のほうがストレス発散に効果的

Q3.シニア犬の運動時間は?

若い頃の6〜7割程度を目安に、無理なく。

Q4.運動が嫌いな犬はどうすれば?

ノーズワークなど「頭を使う運動」でも満足できます。

Q5.多頭飼いの場合、運動量は同じでいい?

個体差があるため、犬ごとに観察して調整する必要があります。

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