ズーノーシスとは?人獣共通感染症の種類と予防法をわかりやすく解説
2026年5月13日

犬や猫などのペットと暮らすことは、私たちの生活に大きな癒しをもたらしてくれます。
しかしその一方で、「動物から人にうつる病気がある」と聞いて不安に感じたことはないでしょうか。
その代表的なものが、ズーノーシス(人獣共通感染症)です。
ズーノーシスとは、動物と人の間で感染する病気の総称であり、種類や感染経路はさまざまです。
本記事では、ズーノーシスの基本的な意味から代表的な感染症、感染経路、予防方法、そして日本における報告状況まで、初心者にもわかりやすく解説します。
目次
- なぜ注目されているのか
- 人から動物へ感染するケースもある
- 1.ズーノーシスの主な種類と具体例
- ウイルス性の感染症
- 細菌性の感染症
- 寄生虫による感染症
- 身近なペットから感染する病気
- 2.ズーノーシスの感染経路
- 接触感染
- 飛沫・空気感染
- 食品・水を介した感染
- 糞尿からの感染
- 3.ズーノーシスの症状とリスク
- 重症化するケース
- 4.ズーノーシスを予防する方法
- 手洗い・衛生管理の徹底
- ペットの健康管理
- ワクチン接種の重要性
- 適切な触れ合い方
- 5.ズーノーシスに関連する感染症の報告例と現状
- 監視体制
- 代表的な報告例
- 6.ペットを飼っている人が気をつけるべきこと
- 犬・猫それぞれの注意点
- 室内飼いでも油断できない理由
- 動物病院でのチェック
- よくある質問(FAQ)
- Q1.ズーノーシスはどのくらい危険?
- Q2.ペットから人にうつる確率は?
- Q3.キスや添い寝はNG?
- Q4.予防すれば防げる?
- まとめ|正しい知識でズーノーシスを防ごう
なぜ注目されているのか
近年、ズーノーシスが注目されている理由には以下があります。
- ペットを飼う家庭の増加
- 野生動物との接触機会の増加
- 新興感染症の出現
特に、COVID-19の流行以降、「動物由来感染症」への関心は大きく高まりました。
人から動物へ感染するケースもある
ズーノーシスは「動物→人」だけでなく、「人→動物」に感染する場合もあります。
そのため、飼い主自身の健康管理も重要です。
1.ズーノーシスの主な種類と具体例
ズーノーシスは、原因となる病原体によっていくつかに分類されます。
ウイルス性の感染症
代表例として、狂犬病があります。
- 感染するとほぼ100%致死
- 主に咬傷(噛まれること)で感染
日本では発生はほぼありませんが、海外では依然としてリスクがあります。
細菌性の感染症
代表例:サルモネラ感染症など
- 動物の糞便や食品を介して感染
- 下痢や発熱を引き起こす
特に爬虫類や鳥類を扱う際には注意が必要です。
寄生虫による感染症
代表例:トキソプラズマ症
- 猫の糞などから感染
- 妊婦が感染すると胎児に影響する可能性
身近なペットから感染する病気
- 皮膚病(真菌など)
- 咬傷・引っかき傷による感染
- ノミ・ダニを介した感染

2.ズーノーシスの感染経路
感染はさまざまな経路で起こります。
接触感染
- なでる
- キス
- 噛まれる・引っかかれる
飛沫・空気感染
一部の感染症では、咳やくしゃみを介して広がる可能性があります。
食品・水を介した感染
- 加熱不足の肉
- 汚染された水
糞尿からの感染
ペットのトイレ掃除時などに注意が必要です。
3.ズーノーシスの症状とリスク
症状は感染症によって異なりますが、主に以下が見られます。
- 発熱
- 下痢
- 皮膚症状
- 倦怠感
重症化するケース
以下の人は重症化リスクが高いとされています。
- 乳幼児
- 高齢者
- 免疫力が低下している人

4.ズーノーシスを予防する方法
ズーノーシスは、正しい知識と対策で多くが予防可能です。
手洗い・衛生管理の徹底
動物に触れた後は必ず手を洗いましょう。
ペットの健康管理
- 定期的な健康診断
- ノミ・ダニ予防
ワクチン接種の重要性
特に犬の狂犬病ワクチンは法律で義務付けられています。
適切な触れ合い方
- 過度な接触を避ける
- 顔周りをなめさせない

5.ズーノーシスに関連する感染症の報告例と現状
ズーノーシス(人獣共通感染症)は世界的にも重要な公衆衛生課題であり、日本でも複数の感染症が継続的に監視されています。
日本では厚生労働省や関係機関が、動物由来感染症の発生状況を定期的に報告しており、その中には人獣共通感染症に分類されるものも多く含まれています。
監視体制
日本では感染症法に基づき、医師や獣医師による報告制度が整備されています。
特に動物由来感染症については、以下のような形で監視が行われています。
- 医師による届出(患者発生の報告)
- 獣医師による動物の感染報告
- 全国のサーベイランス(監視システム)
これにより、国内の発生状況が継続的に把握されています。
代表的な報告例
日本で継続的に報告・監視されている主なズーノーシスには以下があります。
- サルモネラ感染症
- カプノサイトファーガ感染症
- ダニ媒介感染症
- 結核(動物由来を含むケースあり)
これらは「動物から人へ感染する可能性がある感染症」として重点的に監視されています。

6.ペットを飼っている人が気をつけるべきこと
犬・猫それぞれの注意点
- 犬:咬傷事故に注意
- 猫:糞や引っかき傷に注意
室内飼いでも油断できない理由
外に出なくても、人や物を介して病原体が持ち込まれる可能性があります。
動物病院でのチェック
定期的な診察により、感染症の早期発見につながります。
よくある質問(FAQ)
Q1.ズーノーシスはどのくらい危険?
多くは軽症ですが、一部は重篤化する可能性があります。
Q2.ペットから人にうつる確率は?
適切な管理をしていれば、リスクは低いとされています。
Q3.キスや添い寝はNG?
絶対禁止ではありませんが、感染リスクを考えると控えるのが望ましいです。
Q4.予防すれば防げる?
基本的な衛生管理で多くは防げます。
まとめ|正しい知識でズーノーシスを防ごう
ズーノーシスは、動物と人が共に暮らすうえで避けて通れない問題です。
しかし、
- 手洗い
- ペット管理
- 正しい知識
これらを徹底すれば、リスクは大きく下げることができます。
過度に怖がる必要はありませんが、正しく理解し、安心して動物との生活を楽しみましょう。
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