保存版!猛暑が犬や猫に与える影響と対策|熱中症から愛犬愛猫を守る方法
2025年9月9日
年々厳しさを増す夏の猛暑。人間と同じように、犬や猫も暑さの影響を大きく受けています。特に犬や猫は人間ほど体温調節が得意ではないため、熱中症や脱水症状などのリスクが高く、命に関わるケースも少なくありません。
本記事では、猛暑が犬や猫に与える影響、犬と猫それぞれに見られる症状の違い、そして飼い主ができる効果的な対策について詳しく解説します。毎日の生活に役立つヒントを知り、愛犬・愛猫を暑さから守りましょう。
目次
- 1.猛暑が犬や猫に与える影響とは?
- 犬や猫が暑さに弱い理由
- 猛暑で起こりやすい健康トラブル
- 2.と猫それぞれに見られる症状の違い
- 犬に多い猛暑の影響
- 猫に多い猛暑の影響
- 3.猛暑から犬・猫を守るための対策
- 室内でできる暑さ対策
- 散歩や外出時の注意点(犬)
- 猫の留守番時に注意するポイント
- 4.猛暑時に注意すべき危険なサイン
- 犬・猫共通の危険症状
- すぐに動物病院へ行くべきケース
- まとめ|猛暑から愛犬・愛猫を守るのは飼い主の役目
- よくある質問
- Q1.猛暑の日、犬の散歩は何時ごろが安全ですか?
- Q2.猫は室内飼いでも熱中症になりますか?
- Q3.猛暑で犬や猫が水を飲まないときはどうすればいいですか?
- Q4.猛暑の留守番時にエアコンはつけっぱなしで大丈夫ですか?
1.猛暑が犬や猫に与える影響とは?
犬や猫が暑さに弱い理由
犬や猫は人間のように全身から汗をかけず、犬は主に「口を開けてハアハア呼吸するパンティング」で、猫は「肉球の汗」など限られた方法で体温を調整しています。そのため体に熱がこもりやすく、猛暑の日には簡単に体温が上昇してしまいます。
また、日本の夏は高温多湿であるため、呼吸や汗による放熱が十分に機能せず、熱中症になりやすい環境といえます。
猛暑で起こりやすい健康トラブル
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熱中症:呼吸困難、体温上昇、意識障害を引き起こす命に関わる状態。
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食欲不振:暑さによるストレスや消化機能の低下。
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脱水症状:水分摂取不足によりぐったりする。
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皮膚トラブル:湿気や高温で細菌が繁殖しやすくなる。
2.と猫それぞれに見られる症状の違い
犬に多い猛暑の影響
犬は散歩や外出時に熱中症を起こしやすく、特にアスファルトの熱が体に大きな負担となります。短頭種(パグやフレンチブルドッグなど)は呼吸がしづらいため、猛暑時には命の危険も。老犬や子犬も体温調整機能が弱く注意が必要です。
猫に多い猛暑の影響
室内飼いの猫でも油断は禁物です。高温の部屋に長時間閉じ込められると熱中症を起こすことがあります。また、猫は暑さで食欲が落ちやすく、腎臓病など持病を抱える猫にとっては大きなリスクとなります。
3.猛暑から犬・猫を守るための対策
室内でできる暑さ対策
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エアコンを適切に使用(推奨温度:25〜28℃程度)
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扇風機やサーキュレーターで空気を循環させる
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冷感マットやひんやりグッズを活用
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自動給水器や複数の水飲み場を設置し、こまめな水分補給を促す
散歩や外出時の注意点(犬)
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散歩は早朝や夜の涼しい時間帯に行う
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アスファルトを触って熱さを確認する
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水筒や保冷グッズを持参する
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車内に犬を残さない(短時間でも危険)
猫の留守番時に注意するポイント
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エアコンはつけっぱなしで設定温度を一定に保つ
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カーテンで直射日光を防ぎ、風通しを確保
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ペットカメラで様子を確認できると安心
4.猛暑時に注意すべき危険なサイン
犬・猫共通の危険症状
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呼吸が荒く、舌を出して苦しそう
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食欲がなく、水も飲まない
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嘔吐や下痢が続く
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ぐったりして動かない
すぐに動物病院へ行くべきケース
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体温が40℃以上に上昇
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意識がもうろうとしている
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発作やけいれんが見られる
これらは命に関わる状態のため、応急処置として水で体を冷やしながら、直ちに動物病院へ連れていく必要があります。
まとめ|猛暑から愛犬・愛猫を守るのは飼い主の役目
猛暑は犬や猫にとって大きなストレスであり、熱中症や脱水など命の危険を伴います。
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室内環境の温度・湿度管理を徹底する
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散歩や外出の時間を工夫する
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水分補給や冷感グッズを取り入れる
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危険なサインを見逃さず、異変があればすぐ受診
飼い主が正しい知識と対策を実践することで、愛犬・愛猫は安全に夏を過ごすことができます。
よくある質問
Q1.猛暑の日、犬の散歩は何時ごろが安全ですか?
一番安全なのは 早朝(5〜8時ごろ) または 夜(日没後〜21時ごろ) です。昼間はアスファルトの温度が50℃以上になることもあり、肉球のやけどや熱中症の危険があります。
Q2.猫は室内飼いでも熱中症になりますか?
はい、なります。直射日光が当たる部屋や、閉め切った高温多湿の室内では猫も熱中症のリスクがあります。エアコンや風通しの工夫で室温を一定に保つことが大切です。
Q3.猛暑で犬や猫が水を飲まないときはどうすればいいですか?
ウェットフードを与える、水に少量のチュールや犬猫用ミルクを混ぜる、自動給水器を使うなどの工夫が有効です。脱水が続く場合はすぐに動物病院を受診してください。
Q4.猛暑の留守番時にエアコンはつけっぱなしで大丈夫ですか?
問題ありません。むしろペットの熱中症防止には有効です。設定温度は25〜28℃程度を目安にし、風が直接当たらないようにすると快適に過ごせます。
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