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狂犬病とは?犬にとっての危険性・症状・予防法をわかりやすく解説

2026年2月3日

「狂犬病」という言葉を聞いたことはあっても、
どんな病気なのか、犬にどれほど危険なのかを正しく理解している人は意外と多くありません。

狂犬病は、をはじめとする動物から人にも感染する非常に危険な感染症です。
日本では長年発生していないものの、世界では今も多くの命が失われています。

この記事では、

  • 狂犬病とはどんな病気なのか

  • 犬が感染した場合の症状

  • 治療の可否

  • ワクチンによる予防の重要性

について、犬を飼っている方にもわかりやすく解説します。
愛犬と家族を守るために、ぜひ最後まで読んでみてください。


監修:わんにゃん保健室 獣医師 江本 宏平
https://asakusa12.com


1.狂犬病とは何か

狂犬病の基本概要(どんな病気?)

狂犬病とは、狂犬病ウイルスによって引き起こされる感染症です。
主に犬や猫、野生動物などの哺乳類が感染し、発症するとほぼ100%死亡する非常に恐ろしい病気として知られています。

最大の特徴は、人にも感染する人獣共通感染症であることです。

狂犬病ウイルスの特徴と感染の仕組み

狂犬病ウイルスは、感染した動物の唾液に多く含まれます。
以下のような行為で感染が広がります。

  • 感染動物に噛まれる

  • 傷口を舐められる

  • 粘膜(口・目など)に唾液が触れる

体内に入ったウイルスは神経を通って脳に到達し、重い神経症状を引き起こします。

狂犬病は人にも感染する病気

犬の狂犬病は人にも感染し、発症すれば人でも致死率はほぼ100%です。
そのため、世界的にも狂犬病は極めて危険な感染症として位置づけられています。

2.犬の狂犬病について

犬はどのように狂犬病に感染する?

犬は以下のようなケースで感染する可能性があります。

  • 狂犬病に感染した犬に噛まれる

  • 野生動物(キツネ・アライグマなど)との接触

  • 海外で感染した犬との接触

特に海外では犬が主な感染源となっています。

日本と海外での犬の狂犬病発生状況

日本では、1957年以降、犬の狂犬病発生は確認されていません
これは、狂犬病予防法とワクチン接種が徹底されてきた結果です。

一方、アジアやアフリカを中心に、今も多くの国で狂犬病が発生しています。

野犬・野生動物との関係

野犬や野生動物は、狂犬病ウイルスを保有している可能性があります。
そのため、散歩中に不用意に接触させないことが重要です。

3.犬が狂犬病にかかった場合の症状

初期症状(性格や行動の変化)

初期には以下のような変化が見られます。

  • 落ち着きがなくなる

  • 攻撃的になる

  • 逆に異常に人懐っこくなる

  • 食欲低下、元気消失

一見すると気づきにくい点が特徴です。

進行した場合の症状(攻撃性・麻痺など)

病気が進行すると、

  • 激しい興奮や攻撃行動

  • よだれが増える

  • 歩行困難や麻痺

  • けいれん

などの重い神経症状が現れます。

発症後の致死率と治療の可否

犬の狂犬病は、発症すると治療法はなく、ほぼ100%死亡します。
この点が、狂犬病が特に恐れられている理由です。

4.犬の狂犬病は治療できる?

狂犬病が「治らない病気」と言われる理由

狂犬病ウイルスは神経に侵入するため、
発症後にウイルスを排除することが非常に困難です。

発症前と発症後の対応の違い

  • 発症前:ワクチンで予防可能

  • 発症後:治療不可

つまり、予防こそが唯一の対策となります。

狂犬病が疑われる場合の正しい行動

噛みつき事故や異常行動があった場合は、

  • すぐに動物病院や保健所へ相談

  • 自己判断で触れない

ことが重要です。

5.犬の狂犬病予防とワクチン

狂犬病ワクチンとは

狂犬病ワクチンは、犬を狂犬病から守るための予防接種です。
日本では法律で接種が義務付けられています。

予防接種の時期・回数・費用目安

  • 生後91日以上の犬

  • 年1回の接種

  • 費用は3,000〜5,000円程度(地域差あり)

狂犬病予防法(散歩・飼育環境での注意点)

  • 野生動物に近づけない

  • リードを必ず装着

  • 海外渡航時は検疫ルールを守る

6.日本の狂犬病予防法と飼い主の義務

狂犬病予防法とは

日本では「狂犬病予防法」により、
犬の登録とワクチン接種が義務付けられています。

犬の登録と予防接種の義務

  • 市区町村への犬の登録

  • 年1回の狂犬病予防注射

違反した場合の罰則について

義務を怠ると、罰金が科される可能性があります。

まとめ|狂犬病から犬と人を守るために

狂犬病は、発症すると命に関わる非常に危険な病気です。
しかし、正しい知識とワクチン接種によって防ぐことができます。

愛犬と大切な家族を守るためにも、
狂犬病予防をしっかり行いましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1.室内犬でも狂犬病ワクチンは必要?

はい、室内犬でも必要です。
万が一の侵入リスクを考慮しています。

Q2.噛まれたらすぐ発症する?

潜伏期間は数週間〜数か月と幅があります。

Q3.海外から犬を連れて帰る場合は?

検疫やワクチン証明が必須です。事前確認が重要です。

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