ペットが死亡したとき仕事は休む?休む場合のポイントについて
2021年9月18日
愛するペットとの別れは悲しいものです。火葬や供養を行いたいけど仕事がある…そんなときどうする?みんなはどうしてる?といった疑問が。
ペットが死亡したときに仕事を休む人は増加傾向にあります。長い時間をともにした大事な存在です。丁寧に見送りたいと考えるのは当然でしょう。ですがペットが苦手な人、飼っていない人もおりすべての人から理解を得るのは難しい現状です。
職場や働く人たちと軋轢をつくらないためにはどうしたら良いのでしょうか。ペット死亡時の仕事を休む理由、ポイントについてです。
目次
ペットが死亡したときは忌引きで仕事を休める?約7割が休むと回答
ペットが死亡したときに仕事を休みたい人は増えています。それは人間の家族と同じようにペットも大切な存在といった背景があるため。休みに忌引きは使えるのか?まわりの人はどう考えているのかについて調べた結果です。
ペットが死亡したとき忌引きは使えない
日本の企業の多くが、ペットが亡くなったときの休みに忌引きは使えません。忌引きの対象は血縁関係にある三親等まで。有給休暇取得か欠勤扱いとなります。ただアメリカの影響もあり、ペットが死亡したときに仕事を休めるよう、忌引き申請できる企業も。
アイペット損害保険、ユニ・チャーム、日本ヒルズ、コルゲート株式会社です。アメリカではペットの死で、最大3日間の忌引き休暇が申請できます。日本においても取り入れる企業が増え始めています。
仕事を休む人は全体の約7割!アンケート結果
2017年2月に150人に行ったアンケート調査によると、ペットが亡くなったときに仕事を休むと答えた人は全体の約7割です。内訳は、別の理由を言って休む44%、休まない19%、正直に話して休む13%、有給が残っているなら休む13%、無理してでも出社する10%。
出典:ウーマンエキサイト 非常識or当然? ペットが死んだら会社を休むかどうかの意識調査
無理をして出社する人の中には”悲しみをまぎらわせるため”などの意見も。ペットは家族同然と多くの人が仕事を休みたいと考えています。
ペットが死亡したときに仕事を休むことについてどう考える?
ペットが死亡し仕事を休んで火葬や供養を行うことに対して、理解のある人もいる一方で、残念ながら快く思わない人も。もしあなたが休みをとる場合、否定派の意見・理解を得る難しさも知っておく必要があるでしょう。
仕事を休むことに対する否定派と肯定派の意見
ペットをきちんと見送りたいものですが、仕事を休むことに否定的な意見を持つ人も。
- ・ペットの葬式とか火葬とか仰々しく感じる。それで仕事に穴を開けるのは非常識では
- ・仕事が休みの日に通院や葬式をすれば良いのでは
愛するペットの死を悲しむ飼い主にとって辛辣な意見です。続いて肯定派の意見です。
- ・亡くなった子を放置しておくなんて考えただけでもかわいそう
- ・ずっと一緒にいたからこそ見送りくらいゆっくりさせてほしい
理解のある人、また実際に仕事を休みたい人もいます。
すべての人から理解を得るのはやはり難しい
ペットを愛する人がいるように、ペットが苦手な人や飼っていない人もたくさんいます。仕方のないことであり、お互いを避難しない大人な対応が必要な場面でしょう。
また職場の状況によって休まれては困るといった場合も。忙しい時期であったり、人手不足であったりすると、あなたの意図ぜずところで軋轢をうんでしまうこともあるかもしれません。ペットが死亡したから仕事を休むと公言するのは考えものです。
ペットが死亡したときの仕事を休む理由と休暇後のフォロー
休暇申請の許可を上司からもらったとしても一緒に働く仲間内によく思わない人がいたり、業界によっては身内の死でも休みを取らない人がいたりするケースも。やはりペットが死亡したため仕事を休みたいと正直に話すのはデメリットが大きいです。
理由は”自身の体調不良” 感謝と仕事のフォローを忘れない
ペットの亡くなる時期は前もって把握できません。そのため、職場との良好な関係維持のためにも自身の体調不良などを理由に休んだ方が良い場合も。
嘘をつくことになり心苦しい人もいるかもしれませんが、すべての人から理解を得られないこともあり、必ずしも理由を述べなければいけない訳ではありません。また後悔のないペットの見送りの実現が何よりも大切です。
休暇後は感謝を述べ、何か困ったことはなかったか手伝えることはないかといった気配りが重要です。
ペットの葬儀・火葬・納骨は”大森ペット霊堂”で
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まとめ
令和2年の発表によると、犬猫の飼育頭数が15歳未満の児童数を上回ったとされています。
出典:一般社団法人ペットフード協会 令和2年全国犬猫飼育実態調査より飼育頭数
ペットも大切な家族の一員と考える人は多く、ペット死亡時に仕事を休んで見送りたい人も増加傾向にあります。ただ休暇の取りづらさ、休むかどうか悩まざるを得ない現状は社会全体の問題です。
休むことを話すかどうかは、職場の状況や自身をとりまく環境をよく見極めて。ペットとの最期を思うように送れずに体調不良やペットロスもあり得ます。自身の気持ちを1番に、休む理由を話さない決断も必要となってくるでしょう。
東京都大田区にある“大森ペット霊堂”では死亡後の預かり・安置も。仕事の調整がついてから、葬儀や火葬、供養していただけます。
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