ペットの49日(四十九日)の過ごし方と供養のしかた|意味・数え方・お供え物、当日の法要と納骨までを解説
2026年10月29日

大切なペットを見送ってから迎える「49日(四十九日)」。人の供養ではよく知られた節目ですが、ペットの場合は「何をすればいいのか」「数え方はどうするのか」「やらなくてもいいのか」と迷われる方も多いのではないでしょうか。 ペットの49日に、決まった作法はありません。それでも、この日を一つの区切りとして、感謝を伝えたり、お骨の納め方を考えたりするご家族はたくさんいらっしゃいます。この記事では、東京・大田区でペットの火葬と納骨、供養を行う大森ペット霊堂が、ペットの49日の意味と数え方、49日までの過ごし方、当日の供養の方法までをまとめてご紹介いたします。 犬や猫それぞれの49日については、犬の49日の供養の意味と方法、愛猫の49日法要の供養ガイドでも詳しく解説しています。
ペットの49日の意味
仏教の「中陰」に由来する節目
49日は、仏教の考え方に由来する節目です。亡くなってから49日の間は「中陰(ちゅういん)」と呼ばれ、魂がこの世とあの世の間にいる期間とされています。7日ごとに供養を重ね、49日目を「満中陰(まんちゅういん)」として、旅立ちの区切りとする考え方があります(中陰|Wikipedia)。 ペットの供養でもこの考え方にならい、49日を「ペットの魂が虹の橋や極楽浄土へ旅立つ日」と考え、大切にするご家族が多くいらっしゃいます。
49日を過ぎると、ペットの魂はいなくなる?
「49日を過ぎたら、あの子はもうそばにいなくなってしまうの?」と不安に思う方もいらっしゃいます。49日の考え方は、魂が次の世界へ旅立つための期間を表したもので、残された家族との絆がなくなるという意味ではありません。 49日以降も、写真に話しかけたり、月命日にお花を供えたりと、ペットを想い続けることは何よりの供養です。生まれ変わりや魂の行き先についての考え方は宗教や人によってさまざまですが、どのように考えても、ペットを大切に想う気持ちに変わりはありません。
飼い主さんの心の区切りとして
49日は、ペットのためだけでなく、残された家族にとっての節目でもあります。亡くなった直後の強い悲しみの中から、少しずつ日常を取り戻していく過程で、「ここまでよく頑張った」と自分をいたわり、感謝を伝える機会になります。
49日の数え方

亡くなった日を1日目として数える
一般的には、亡くなった日を1日目として数えます。たとえば1月1日に亡くなった場合、49日目は2月18日になります。
| 節目 | 亡くなった日から | 1月1日に亡くなった場合 |
|---|---|---|
| 初七日(しょなのか) | 7日目 | 1月7日 |
| 二七日(ふたなのか) | 14日目 | 1月14日 |
| 三七日(みなのか) | 21日目 | 1月21日 |
| 四七日(よなのか) | 28日目 | 1月28日 |
| 五七日(いつなのか) | 35日目 | 2月4日 |
| 六七日(むなのか) | 42日目 | 2月11日 |
| 七七日(なななのか)=四十九日 | 49日目 | 2月18日 |
前日を1日目とする地域も
関西の一部など、亡くなった日の前日を1日目として数える地域もあります。この場合、49日目は1日早くなります。どちらが正しいということはありませんので、ご家族の考えや地域の習わしに合わせて決めてください。
当日にこだわらなくても大丈夫
ペットの49日に、厳密な決まりはありません。お仕事などで当日の都合がつかない場合は、49日より前の、家族が揃いやすい週末などに供養を行ってもかまいません。人の法要でも、49日より遅らせるより前倒しにすることが多いといわれています。
49日までの過ごし方

亡くなってから火葬まで
亡くなった直後は、体を整えて保冷剤で冷やし、ご自宅で安置します。夏場で3〜4日、冬場で1週間ほどが安置の目安です。安置の方法はペットを亡くしたらのページでご紹介しています。火葬は、亡くなってから数日のうちに行うご家族が多くいらっしゃいます。
祭壇(後飾り)を作る
火葬後にお骨を持ち帰ったら、49日までの間、ご自宅に小さな祭壇を作ってお骨を安置する方が多くいらっしゃいます。特別な仏具がなくても、次のようなもので十分です。
- お骨(骨壺)と写真
- お花(小さな一輪挿しでもかまいません)
- 好きだったおやつやごはん、お水
- お線香やろうそく(火が心配な場合はLEDのキャンドルでも)
- 首輪やおもちゃなど、思い出の品
リビングの棚など、家族の目が届く落ち着いた場所を選びましょう。直射日光が当たる場所や、湿気の多い場所は避けてください。
毎日の声かけと、7日ごとの節目
49日までは、毎日お水を替え、話しかけてあげる時間を持つとよいでしょう。初七日や三七日など7日ごとの節目に、お花を新しくしたり、好きだったものを供えたりするご家族もいらっしゃいます。すべての節目で何かをする必要はありません。できる範囲で、心を込めて過ごしてください。
初七日にできること
亡くなってから7日目の初七日は、49日までの最初の節目です。火葬を終えたばかりの時期と重なることも多く、何かをしなければと気負う必要はありません。お骨の前にお花と好きだったおやつを供え、家族で手を合わせる時間を持つだけでも十分な供養になります。まだ火葬前の場合は、お別れの時間として大切に過ごしてください。
49日までに気をつけたいこと
「49日までは〇〇をしてはいけない」といった話を耳にすることもありますが、ペットの供養に厳格な決まりはありません。ただ、次のような点は気にかけておくと、あとで後悔しにくくなります。
- 気持ちの整理がつく前に、遺品をすべて処分してしまわない
- お骨を湿気の多い場所や直射日光の当たる場所に置かない
- 家族の中で供養の考え方が違うときは、どちらかに無理に合わせず話し合う
- 新しいペットを迎えるかどうかは、急いで決めない
遺品の整理は少しずつ
ケージや食器、おもちゃなどの遺品は、すぐに片付けなくても大丈夫です。49日を一つの目安として、少しずつ整理していくご家族が多くいらっしゃいます。つらいときは無理をせず、ご自身のペースで進めましょう。
手続きを済ませる
49日までの間に、次の手続きも済ませておきましょう。
- 犬の場合は、30日以内に市区町村へ死亡届を提出する
- マイクロチップを登録している場合は、指定登録機関へ死亡の届出をする(環境省「犬と猫のマイクロチップ情報登録について」)
- ペット保険に加入している場合は、保険会社に連絡する
悲しみと向き合う
49日までの期間は、悲しみが最も深い時期でもあります。泣きたいときは我慢せずに泣き、家族で思い出を語り合う時間を大切にしてください。ペットロスとの向き合い方はペットロスはいつまで続く?悲しみが癒えるまでの期間と心の回復の過程もご覧ください。
49日当日の供養の方法

自宅で供養する
特別な儀式をしなくても、家族で祭壇の前に集まり、手を合わせるだけで立派な供養です。お花を新しくし、好きだったおやつを供え、一人ずつ感謝の言葉をかけてあげましょう。写真や動画を見ながら、思い出話をする時間を持つのもおすすめです。
僧侶に読経をお願いする
読経をお願いしたい場合は、ペットの供養を受け付けているお寺や、ペット霊園に相談します。大森ペット霊堂では、僧侶による読経を承っています。お布施についてはペット葬儀にお布施は必要?相場・渡し方・不要なケースまで解説も参考になさってください。
納骨する
49日を区切りに、お骨を納骨堂や合同墓に納めるご家族も多くいらっしゃいます。大森ペット霊堂でご用意している方法は次のとおりです。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 個別納骨 | 個別の区画にお骨を納める |
| 合同埋葬(永代供養) | 合同墓に納め、永代にわたって供養 |
| 海洋散骨 | 相模湾で散骨(委託) |
| 海洋散骨(乗船) | ご家族が船に乗って散骨 |
大森ペット霊堂では定期的に合同供養も行っており、納骨されたご家族がお参りに来られる場にもなっています。詳しくは火葬・納骨についてとご料金ページをご覧ください。
まだ手放せないときは
「49日だから納骨しなければ」と考える必要はありません。お骨をずっと自宅で供養するご家族もいらっしゃいますし、一周忌や三回忌を区切りにする方もいらっしゃいます。一部を遺骨カプセルに入れて手元に残し、残りを納骨するという方法もあります。
49日のお供え物とお花の選び方

お供え物
49日のお供え物は、ペットが好きだったものを選ぶのが一番です。
- いつも食べていたごはんやおやつ
- 好きだった果物(犬や猫が食べてはいけないものは避けましょう)
- お気に入りのおもちゃ
- お水
食べ物をお供えした場合は、傷む前に下げるようにしましょう。
お花
お花に厳格な決まりはありません。白を基調にした落ち着いたアレンジのほか、その子のイメージに合わせた色を選ぶご家族も多くいらっしゃいます。やさしい性格の子には淡いピンク、元気な子には黄色やオレンジなど、その子らしさを思い浮かべながら選んでみてください。とげのあるバラなどは、とげを取ってから飾るとよいとされています。
よくある質問
ペットの49日は、必ずしなければいけませんか?
必ずしなければいけないものではありません。49日の考え方は仏教に由来するもので、ペットの供養に決まりはありません。ご家族の気持ちに合わせて、手を合わせるだけでも、何もしなくても大丈夫です。
49日の数え方は?
一般的には、亡くなった日を1日目として数えます。1月1日に亡くなった場合は、2月18日が49日目です。地域によっては前日から数えることもあります。
49日にはどんなお供えをすればいいですか?
好きだったごはんやおやつ、お水、お花、お気に入りのおもちゃなどが一般的です。食べ物は傷む前に下げましょう。
49日に納骨しなければいけませんか?
決まりはありません。49日を区切りに納骨する方もいれば、一周忌以降や、ずっと自宅で供養する方もいらっしゃいます。
まとめ
- ペットの49日は、仏教の「中陰」に由来する節目で、魂の旅立ちの区切りとされる
- 一般的には亡くなった日を1日目として数え、当日にこだわらず前倒しでもかまわない
- 49日までは、自宅に小さな祭壇を作り、毎日声をかけて過ごす
- 当日は自宅で手を合わせる、読経をお願いする、納骨するなど、家族に合った形で供養する
- 49日を過ぎても、ペットを想い続けることが何よりの供養
49日の供養や納骨についてのご相談は、大森ペット霊堂へお気軽にどうぞ。24時間受付・年中無休です。
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