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野良猫が死んでいたらどうする?道路や敷地内など場所別の連絡先と安全な移し方、火葬・供養の方法まで解説

2026年10月7日

野良猫へのお別れ

道を歩いているとき、あるいは自宅の庭や駐車場で、野良猫が死んでいるのを見つけてしまった。突然のことに驚き、「どこに連絡すればいいの?」「自分で動かしてもいいの?」と戸惑う方は少なくありません。
この記事では、飼い主のいない動物の火葬と供養にも長く携わってきた東京・大田区の大森ペット霊堂が、野良猫が死んでいたときにまず確認したいこと、見つけた場所ごとの連絡先、安全な移し方と消毒の方法、そして火葬で見送りたいときの方法までをまとめてご紹介いたします。

まず確認したいこと

本当に亡くなっているか

ぐったりしているように見えても、まだ息がある場合があります。少し離れたところから、お腹や胸が上下していないか、目や口元が動いていないかを確かめましょう。息があるようなら、近くの動物病院に連絡して指示をあおいでください。けがをした猫は驚いてかみついたり引っかいたりすることがあるため、素手で抱き上げるのは避けましょう。

首輪や「さくら耳」がないか

首輪をしている猫は、外に出てしまった飼い猫かもしれません。また、耳の先がV字にカットされている「さくら耳」の猫は、不妊・去勢手術を受けた地域猫である可能性があります。どちらの場合も、飼い主さんや地域でお世話をしている方が、その猫を探しているかもしれません。可能であれば、首輪の特徴や毛の色、見つけた場所と時間をメモしたり、写真に残したりしておくと、あとで問い合わせがあったときに役立ちます。

周りの安全

車の通りが多い道路では、無理に車道へ入らないでください。自分の身の安全がいちばんです。後で説明する道路の管理者に連絡すれば、引き取りに来てもらうことができます。

見つけた場所ごとの連絡先

道路で見つけたとき

飼い主のいない動物の亡きがらは、見つけた場所によって連絡先が変わります。東京23区では、たとえば大田区の場合、次のように分かれていて、引き取りの費用はかかりません(大田区ホームページ「飼い主不明の動物死体を発見したとき」)。

見つけた場所 連絡先(大田区の例) 費用
区道 区の地域基盤整備課(地域ごとに担当が分かれる) 無料
都道・私道・私有地 区の清掃事務所 無料
国道 国土交通省の国道事務所 無料

連絡先の名前や受付時間は区によって異なります。お住まいの区のホームページで「動物の死体」と検索するか、区役所の代表番号に問い合わせると、担当の窓口を教えてもらえます。

道路で見つけたとき

道路は、国道・都道・区道のどれかによって管理者が異なります。どの道路か分からない場合は、区役所に場所を伝えれば案内してもらえます。夜間や休日は、区役所の代表番号から担当部署につないでもらえることもあります。

自宅の庭や駐車場など、敷地内で見つけたとき

私有地で見つかった場合は、基本的にその土地の持ち主や管理者が対応することになります。ただし、飼い主のいない動物であれば、区の清掃事務所が引き取ってくれます。大田区の場合、私道・私有地の受付は年末年始を除く月曜日から土曜日の8時30分から16時までです。引き渡すときは、袋や段ボールに入れて用意しておくよう案内されています。

マンションやアパートの共用部分で見つけた場合は、まず管理会社や管理組合に伝えましょう。

公園や駅など、公共の場所で見つけたとき

公園であれば公園の管理事務所や区役所、駅の構内であれば駅員さんに伝えます。自分で動かさなくても、管理者が対応してくれます。

触れる前に準備するものと、安全な移し方

移す前に準備するもの

区の引き取りを待つあいだや、火葬のために施設へ連れていくときなど、自分で移す必要がある場合もあるでしょう。野良猫の体には、ノミやダニ、細菌などがついていることがあります。マダニが媒介する感染症もあるため、素手では触れないようにしてください。

準備するもの

  • 使い捨てのゴム手袋(2枚重ねると安心です)
  • マスク
  • 長袖・長ズボン
  • 段ボール箱、または丈夫なビニール袋
  • 新聞紙やタオル、ペットシーツ
  • 消毒用のアルコール

移し方の手順

  1. 手袋とマスクをつけ、肌が出ないようにする
  2. 段ボール箱に新聞紙やペットシーツを敷いておく
  3. 体の下に新聞紙やタオルを差し込み、包むようにして持ち上げる
  4. そっと箱に寝かせ、上からタオルなどをかける
  5. ふたを閉め、引き取りや火葬まで直射日光の当たらない涼しい場所に置く

体液が出ていることもあるため、箱の底は厚めにしておくと安心です。夏場は傷みが早いため、なるべく早く連絡しましょう。

消毒と後片付けの方法

見つけた場所の消毒

亡きがらがあった場所は、消毒用のアルコールや、薄めた塩素系の漂白剤で拭いたり、スプレーしたりしておきましょう。体液がしみこんだ土は、スコップで取り除いて袋に入れるとにおいが残りにくくなります。塩素系の漂白剤は、ほかの洗剤と混ぜないよう注意してください。

自分の体と持ち物

  • 使った手袋はビニール袋に入れて口を縛り、処分する
  • 石けんで手と腕をしっかり洗う
  • 着ていた服はほかの洗濯物と分けて洗う

自宅でペットを飼っている方は、ペットに触れる前にシャワーを浴びて着替えると安心です。

お世話をしていた野良猫を火葬で見送るには

野良猫の火葬と供養

区の引き取りを利用すると、ほかの動物と一緒に火葬され、お骨が返ってくることはありません。ごはんをあげていた、名前をつけて見守っていたなど、思い入れのある野良猫であれば、ペット霊園で火葬して見送りたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

飼い主のいない動物の火葬・供養

大森ペット霊堂では、交通事故などで亡くなった飼い主のいない動物や野良猫を、「ボランティア葬」として無償で火葬させていただいています。施設までお連れいただいた子は、火葬の後、霊堂内の合同供養塔へ納骨しております。お越しになる前に、お電話(0120-176-594)でご連絡ください。活動の内容は社会貢献のページでもご紹介しています。

お骨を手元に残したいとき

お骨を返してほしい場合は、個別に火葬するプランをお選びいただけます。猫の料金(税込)は次のとおりです。

火葬の方法 内容 料金
合同葬 他の子と一緒に火葬し、合同墓で供養。お骨はお返しできません 15,400円
個別一任葬 個別に火葬し、スタッフがお骨を拾って骨壺に納めてお返し 24,200円
立会葬儀 立ち会って、ご自身の手でお骨を拾う 42,900円

東京23区と横浜市・川崎市は無料でお迎えにうかがいます。詳しくはご料金ページと火葬・納骨についてをご覧ください。大田区内のお迎えについては大田区のペット火葬のページでもご案内しています。

火葬した後の供養

お骨は、霊園の合同墓に納める(合同埋葬10,000円)、納骨堂に個別に納める(年間10,000円〜)、自宅で手元供養する、といった方法で供養できます。地域猫として多くの人に見守られていた猫であれば、お世話をしていた方々と一緒にお参りできる合同墓を選ぶのもひとつの方法です。

野良猫が亡くなる主な原因

元気だったころの野良猫

野良猫の寿命は、飼い猫に比べてずっと短いといわれています。交通事故や感染症、厳しい暑さや寒さ、栄養不足など、外での暮らしには多くの危険があるためです。野良猫の死因については、野良猫の死因ランキングTOP5で詳しくご紹介しています。

敷地内で猫が死んでいたことに、意味はあるの?

自宅の庭や玄関先で猫が亡くなっていると、「何か意味があるのでは」「縁起が悪いのでは」と気になる方もいらっしゃいます。猫は弱ったとき、人目につかない静かな場所や、雨風をしのげる場所に身を寄せる習性があります。庭の植え込みや物置の陰、車の下などは、猫にとって安心できる場所だったのかもしれません。

言い伝えや受け止め方は人それぞれですが、最期の場所に選んでくれたと考えて、そっと手を合わせ、見送ってあげることが何よりの供養になるのではないでしょうか。

やってはいけないこと

  • 素手で触れる
  • 車通りの多い車道に入って移動させる
  • 家庭ごみとして出す(区によって扱いが異なるため、必ず区に確認する)
  • 自分の土地ではない場所に埋める
  • 川や池に流す

亡きがらを自分の所有地に埋めることはできますが、浅いとほかの動物に掘り返されたり、においが出たりすることがあります。迷ったときは、区の窓口かペット霊園に相談しましょう。

よくある質問

野良猫の亡きがらの引き取りにお金はかかりますか?

東京23区では、飼い主のいない動物の亡きがらは、区などが無料で引き取ってくれます(大田区の例)。ただし、ほかの動物と一緒に処理されるため、お骨は返ってきません。

夜中に見つけた場合はどうすればいいですか?

道路であれば区役所の代表番号に問い合わせると、担当につないでもらえることがあります。敷地内で見つけた場合は、手袋をして箱に移し、涼しい場所に置いて翌日の受付時間に連絡しましょう。大森ペット霊堂も24時間お電話を受け付けています。

首輪をしていた場合はどうすればいいですか?

飼い主さんが探している可能性があります。首輪の特徴や見つけた場所を記録し、区の窓口に伝えておきましょう。迷子の届け出が出ていれば、飼い主さんにつながることがあります。

まとめ

  • まず息がないか、首輪やさくら耳がないかを確かめる
  • 連絡先は場所によって異なる。東京23区では飼い主のいない動物の引き取りは無料の区が多い
  • 触れるときは手袋とマスクをつけ、終わったら消毒と手洗いをする
  • お世話をしていた猫は、ペット霊園で火葬して見送ることもできる

野良猫の亡きがらを見つけて困ったときや、お世話をしていた猫を見送りたいときは、大森ペット霊堂へいつでもご相談ください。

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大森ペット霊堂へのご相談・お問い合わせ

大森ペット霊堂は24時間受付・年中無休・ご相談無料です。東京23区・横浜市・川崎市は無料でお迎えにうかがいます。「まだ決めていないけれど話だけ聞きたい」というご相談も歓迎しております。

【所在地】〒143-0012 東京都大田区大森東2丁目1-1(京急本線「平和島駅」から徒歩約5分・駐車場あり)

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