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トイプードルの火葬で骨はきれいに残すことはできるの?

2020年10月17日

トイプードルの火葬後の骨をキレイに残すために

くるくるの巻き毛がとっても愛らしいトイプードル。性格はとても賢く人懐っこい性格をしているため、初めて迎え入れる方も、どの年齢層の方もとても飼いやすく大人気の犬種です。

JKCが毎年発表している【犬種別犬籍登録頭数ランキング】では2008年から連続して1位の座を守り続けています。比較的丈夫で平均年齢が15.2才と小型犬の平均寿命14.4才と比べると長生きしやすい傾向があります。

そんなトイプードルは他の小型犬と比べて骨がとても細く骨折しやすい犬種であることはトイプードルを飼っている方ならご存じだと思います。

トイプードルの火葬の予約を受ける際に、うちの子の骨はキレイに残りますか?という質問をよく頂きます。

よりキレイに骨を残すために、火葬時に添えるものや注意点などを解説していきます。

トイプードルが亡くなってしまったら

長く家族を楽しませて幸せを与えてくれた愛犬が亡くなってしまったら辛く悲しいでしょう。トイプードルという犬種は身体が小さい子も多いですが、だからといって亡くなってそのままにしておくわけにはいきません。亡くなった姿を見るのは辛いことですが、火葬の日までキレイに身体を保つためにも正しく処置をしてあげましょう。

体勢を整えてあげる

愛犬が亡くなると2時間~3時間ほどで死後硬直が始まります。死後硬直が始まる前に手足を胸の方に自然に折りたたんで自然な体勢にしてあげましょう。手足が伸びたままだと、箱や棺に納まらなくなってしまう場合があります。しかし、もうすでに死後硬直が始まってしまっている場合は、無理に折り曲げるのはやめましょう。トイプードルの骨はとても細いので無理に折り曲げると損傷してしまう可能性があります。

身体をキレイにしてあげる

体勢を整えたら、身体をキレイに拭いてあげましょう。嘔吐物や排泄物などで身体が汚れている場合は、濡らしたガーゼでキレイに拭きとり、乾かしてブラッシングしてあげましょう。トイプードルはくるくるの巻き毛が特徴の犬種です。最後の姿も生前と同じくかわいらしい姿に整えてあげましょう。

保冷剤で身体を冷やす

悲しいことですが、亡くなったその時から腐敗は始まっていきます。部屋の温度を低くし、直射日光の当たらない場所に寝かせて保冷剤などで頭とお腹、お尻を冷やしてあげましょう。自宅に保冷剤がない場合は500mlのペットボトルにお水を入れて凍らせたものやコンビニで売っているロックアイスでも代用が可能です。この時、身体が濡れないようにタオルなどに包んで当ててあげましょう。

トイプードルの骨をキレイに残すために添えていいもの

では、火葬の際に骨が繊細なトイプードルに添えてもいいものはどんなものでしょうか。

生のお花

生のお花であればどんなお花を添えても骨には影響はありません。最近では菊などの和花よりも色鮮やかな洋花を添える方がほとんどです。愛犬がお花畑にいるようなそんなイメージでとたくさんのお花を添える方が多くいらっしゃいます。気品のある印象のトイプードルには華やかなお花がお似合いですよね。

お洋服

トイプードルの飼い主はとてもおしゃれな方が多く、愛犬と一緒におしゃれを楽しむ方も多いのではないでしょうか。普段お洋服を着ていたから添えてあげたいという質問をお受けしますが、素材により添えていいもの、添えないほうがいいものは変わってきます。ボタンやファスナーなどの装飾がついていない薄手のTシャツ素材のお洋服でしたら添えることができる場合があります。愛犬の身体の大きさによっては添えない方がいい場合もありますので一度相談してみましょう。

家族からの手紙

亡き愛犬に向かって感謝の気持ちを伝えていても、言葉にならない思いもたくさんあることでしょう。出会ったときから今日までの日々を振り返り、今一度愛犬に対する思いを綴りお顔のそばに添えてあげてください。

好きだったご飯やおやつ

ペットは亡くなったら飼い主と再会するその日まで、天国の手前にある虹の橋で待っていてくれるというお話がありますが、虹の橋までの道のりはとても長い道のりです。愛犬が旅路の途中でお腹が空かないようにいつも食べていたご飯やおやつを添えてあげましょう。大好物だけど病気などで食べさせてあげられなかったものを添えてあげてもよいでしょう。添える量については、あまりたくさんの量を添えてしまうと骨に影響が出る場合がありますので、少量ずつ用意してあげて下さい。

トイプードルの骨をキレイに残すために添えないほうがいいもの

では、反対に添えないほうがいいものはどんなものでしょうか。

大量の写真

家族の顔を忘れないように、みんなで撮った家族写真を持っていってもらいたい。という方も多くいらっしゃいます。しかし大量の写真は火葬をすると黒く燃えた写真が舞い上がり骨に影響が出てしまいます。1~2枚でしたら添えることができますので、とっておきの家族写真を選びましょう。

ゴム製、木製のおもちゃ

とても陽気な性格のトイプードルはおもちゃで遊ぶのが大好きな子も多いのではないでしょうか。しかし、ゴム製や木製のおもちゃは火葬時に黒煙が上がり骨が黒くなってしまう可能性があるため骨をキレイに残すのであれば添えないほうがいいものです。手のひらサイズのぬいぐるみに関しては、身体から離した場所での火葬が可能な場合がありますので一度ご相談下さい。

リードや首輪、プラスチック製のお皿や金属製のお皿

これらのものも、黒煙が上がったり燃えない素材のため添えることができません。リードや首輪に関しては金属がついていたり化学繊維で出来ているため火葬ができません。お散歩が大好きだったのでどうしても一緒に持っていってほしいという場合は、小さく切って添えることができる場合がありますので一度ご相談下さい。

数珠

数珠を持たせてあげたいという方もとても多くいらっしゃいますが、こちらは添えることができません。ペットの火葬の温度は約800度~900度で行われます。当然ですがその温度では数珠は溶けてしまい、骨についてしまうためです。それでもいいからと火葬をした方がいらっしゃいましたが、トイプードルの繊細な骨に、溶けた石の塊が大量についてしまいとても後悔されていらっしゃいました。

まとめ

トイプードルの骨をキレイに残すための注意点をまとめてみました。

家族の一員である愛犬が旅立つときには虹の橋で不自由をしないようにたくさんのものを持たせてあげたいと誰もが思うことでしょう。しかし、虹の橋では病気だった子も元気な身体に戻り、暖かく、食べ物もたくさんあり飼い主との再会を毎日楽しみにしながら何一つ不自由なことはなく幸せに暮らせる場所なのです。

大切なのは最後までしっかりとお見送りをしてあげて、飼い主の気持ちに区切りをつけることなのです。

大森ペット霊堂では全てのスタッフが亡くなったペットにも尊厳を持ち、毎日飼い主のお見送りのお手伝いをしています。施設を訪れたときは泣いている飼い主も、帰るときには、悲しいけれど笑顔で施設を後にする。そんな方がほとんどです。大切なペットが亡くなり何をどうしていいのかわからない。そんなときはいつでもご相談下さい。

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大森ペット霊堂とは、東京都大田区にある20年以上数多くのペット葬儀を携わり、多くのペットと暮らす家族や著名人からも信頼をいただくペット霊園。 亡くなった命も生きている命も大切にする施設として、数多くのメディアに出演する。 ボランティア火葬など、行き場のない動物達を無償で引き取りを行う日本で唯一のペット火葬施設である。 また、動物の保護活動を行い、行き場のない動物達を施設内で育て、家族を探す活動を行っている。