犬が食べていいもの・悪いもの一覧|危険な食べ物と安全な食べ物
2025年10月3日
「犬にこれを食べさせても大丈夫?」
飼い主なら一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
犬は人間と消化機能が異なるため、人が安全に食べられるものでも犬にとっては危険な場合があります。
この記事では、犬が食べてもいい食べ物・絶対に食べてはいけない危険な食べ物・注意が必要な食べ物をわかりやすく解説します。愛犬の健康を守るために、ぜひ参考にしてください。
監修:わんにゃん保健室 獣医師 江本 宏平
https://asakusa12.com
目次
- 1.犬が食べてもいい食べ物
- 野菜類
- 果物類
- タンパク質
- 与える際の注意点
- 2.犬が食べてはいけない危険な食べ物
- ネギ類(玉ねぎ・にんにくなど)
- チョコレート・カフェイン
- ブドウ・レーズン
- キシリトール(ガム・お菓子類)
- その他の要注意食材
- 3.食べてもいいけど注意が必要な食べ物
- 乳製品(ヨーグルト・チーズ)
- パンや米
- トマト・ジャガイモ
- 4.犬に与えてはいけない食べ物を食べてしまったら?
- すぐに確認するべき症状
- 動物病院に相談するタイミング
- 応急処置の考え方
- まとめ|犬の健康を守るために正しい知識を
- よくある質問
- Q1.犬に果物を与えても大丈夫ですか?
- Q2.犬がチョコレートを食べてしまいました。どうすればいいですか?
- Q3.犬に牛乳をあげても大丈夫?
1.犬が食べてもいい食べ物
野菜類
-
にんじん:ビタミン豊富で消化にやさしい
-
かぼちゃ:食物繊維が便通改善に効果的
-
ブロッコリー:抗酸化作用が期待できる(少量ならOK)
果物類
-
りんご:皮や種を除けばOK
-
バナナ:エネルギー補給に良いが与えすぎ注意
-
いちご:ビタミンCが豊富
タンパク質
-
鶏肉・魚:必ず火を通して与える
-
卵:加熱したものならOK(生卵は避ける)
与える際の注意点
-
味付けは一切不要
-
量を守ること(おやつ程度に)
-
アレルギー体質の場合は獣医師に相談
2.犬が食べてはいけない危険な食べ物
ネギ類(玉ねぎ・にんにくなど)
→ 赤血球を壊し、貧血や中毒症状を引き起こす危険性。
チョコレート・カフェイン
→ 「テオブロミン中毒」により、嘔吐・下痢・痙攣の恐れ。
ブドウ・レーズン
→ 少量でも「急性腎不全」を起こすことがある。
キシリトール(ガム・お菓子類)
→ 低血糖や肝不全の原因。非常に危険。
その他の要注意食材
-
アボカド:ペルシンという成分が中毒の原因に
-
ナッツ類:消化に悪く、脂肪分過多
-
香辛料:胃腸を刺激して下痢や嘔吐を引き起こす
3.食べてもいいけど注意が必要な食べ物
乳製品(ヨーグルト・チーズ)
→ 少量ならOK。乳糖不耐症の犬は下痢になる可能性あり。
パンや米
→ 炭水化物はエネルギー源になるが、与えすぎは肥満の原因。
トマト・ジャガイモ
→ 完熟トマトや加熱したジャガイモは少量ならOK。ただし青い部分や芽には毒性があるため注意。
4.犬に与えてはいけない食べ物を食べてしまったら?
すぐに確認するべき症状
-
嘔吐
-
下痢
-
よだれが多い
-
震えやけいれん
動物病院に相談するタイミング
危険な食材を食べてしまった場合は、自己判断せず速やかに動物病院へ連絡してください。
応急処置の考え方
-
無理に吐かせるのはNG
-
食べた量や時間をメモして獣医師に伝える
まとめ|犬の健康を守るために正しい知識を
犬にとって安全な食べ物・危険な食べ物を知っておくことは、病気や事故を防ぐ第一歩です。
「これは大丈夫かな?」と思ったら、与える前に調べる習慣をつけましょう。
愛犬の健康を守るために、迷ったら獣医師に相談することが一番安心です。
よくある質問
Q1.犬に果物を与えても大丈夫ですか?
種や皮を取り除けば、りんご・バナナ・いちごなどはOKです。量に注意しましょう。
Q2.犬がチョコレートを食べてしまいました。どうすればいいですか?
少量でも危険なので、すぐに動物病院へ連絡してください。
Q3.犬に牛乳をあげても大丈夫?
乳糖不耐症の犬は下痢をすることがあります。与える場合は無糖ヨーグルトの方が安心です。
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