ペット火葬・葬儀でのお供えはどのようなものを選ぶ?
2022年9月29日
ペットとお別れをする時には、ペットが大好きだったものや普段使っていたものをお供えしてあげたいと思うものです。では、ペットのお供え物は、どのようなものが適しているのでしょうか?また、お供えしてはいけないものはあるのでしょうか?
今回は、大切なペットの火葬・葬儀の際のお供え物について説明しましょう。自分のペットとのお別れや、友人のペットに送るお供え物を探しているのなら、ぜひ参考にしてください。
目次
ペットの火葬や葬儀のお供え物にルールはある?
人間の葬儀でのお供え物の花などは、葬儀場で手配してもらえる場合が多いですが、ペットの火葬や葬儀にはしきたりなどが存在しません。そのため、何を供えたら良いのかが分からないと感じる方も多いでしょう。ペットの火葬・葬儀のお供え物にルールは存在するのでしょうか?
火葬のお供え物のルール
ペットの火葬のお供え物は、次のような点に注意すると良いでしょう。
ご飯やおやつは少量・容器から出す
ペットの火葬の時には、一緒に大好きなご飯やおやつを入れてあげたいと思うものですが、量は制限される場合が多いでしょう。また、ご飯やおやつのケースにプラスチック・ガラス製品などが入っていると、破裂や臭いが発生してしまうため、必ず容器から出してください。
首輪は一緒に火葬できない
ペットの身につけていたものをお供えしたいという時も、首輪には金属が使われており、布製品には化学繊維が入っている可能性があります。これらは一緒に火葬するものとして適していません。
色の濃いお花は避ける
お供えのお花は自由に選択できますが、色の濃いお花は骨に着色してしまう恐れがあります。綺麗な状態でペットの遺骨を残してあげるためには、なるべく色の薄いお花をお供えした方が良いでしょう。
葬儀のお供え物のルール
火葬の前にペットの葬儀を行う場合もあります。ペットの葬儀では特に決められたしきたりやルールは存在しないため、お供えしたいと思うものをお供え物に選ぶと良いでしょう。また、火葬が済んだ後も、定期的にお供え物をしてお別れしたペットのことを思い出してあげましょう。
ペットの火葬・葬儀のお供え物は何が良い?
ここからは、実際にペットの火葬・葬儀にお勧めのお供え物を紹介します。
お水
人間のお供えと同じように、ペットの喉の渇きが癒やされるように水をお供えします。また、仏壇のお水には、体を清める・香水のような意味を持つ、などの役割があるのです。
お線香
ペットにあげるお線香は通常のお線香でも構いませんが、ペット用の可愛らしいお線香も販売されています。線香の香りは亡くなったペットの食べ物であり、飼い主がペットに思いを伝える手段でもあると考えられているのです。
お花
人間と同じように、火葬の場や葬儀の場でのお供え物と言えば、お花が一般的でしょう。一緒に火葬するお花は既にお伝えしたように、色の白いもの・薄い色のものが良いでしょう。また、特別な理由がない限り、葬儀でお供えする花も白などの淡いカラーが一般的です。
しかし、人間の葬儀のように細かなしきたりがあるわけではないので、ペットのイメージカラーやペットとの思い出の花をお供えするのも良いでしょう。葬儀の際にお供えするお花には、量に制限がありません。
お菓子
ペットが好きだった食べ物をお供えします。火葬の際は量や容器から出すなどの配慮が必要ですが、葬儀または葬儀以降のお供えには、ペットが好きだったおやつを自由にお供えできます。ペットが食べることを考えると、お気に入りのおやつが適しているように思いますが、お供えという意味では、人間のお菓子でも構いません。
本来お供え物は、故人や仏様に捧げた後に、仏様の力が備わったものを人間が食べることが供養だと言われています。ペット用のお菓子でも、このような形の供養ができないため、人間の食べられるものをお供えするのも良いでしょう。
おもちゃ
おもちゃは、一緒に火葬することは難しいものの、葬儀のお供え物として最適だと言えるでしょう。生前ペットが大好きだったおもちゃや、ペットが天国で遊べるようにと考えて購入したおもちゃをお供えしてください。
まとめ:ペット火葬・葬儀でのお供えはどのようなものを選ぶ?
いかがでしたか?今回の内容としては、
・ペットの葬儀のお供え物にはルールやしきたりがない
・ペットの火葬のお供え物は、業者に確認しながら決めるべき
・ペットの葬儀では人間と同じようにお水・線香・食べ物・お花をお供えすることが一般的
・ペットにお供えするお菓子は人間用のものでも構わない
以上の点が重要なポイントでした。大好きなペットとのお別れは辛いものですが、ペットが喜ぶお供え物を用意して、ペットを見送ってあげましょう。
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東京都大田区にある大森ペット霊堂は、ペットの葬儀・火葬・供養を執り行っており、これまで多くのお別れを執り行ってまいりました。心を込めてお別れのお手伝いをしておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。
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