ペットの火葬とは?3つの方法と一緒に火葬できるものとは?
2020年12月8日
最近はペットブームでペットを飼う人は増えてきました。
どんなに大切にしていても、命あるもの、いつかは天国に行く日が必ずやってきます。
もしペットが亡くなったとき
「ペットの供養はどうするのがいいのか。」
「最近ペットの火葬なんてことを聞くけど、本当に必要なの?」
「一緒に火葬できものは何だろう?」
突然のペットの死で動揺して何も出来なかった。なんてことがないように心の準備だけでもしてみませんか?
目次
ペットの火葬って必要なの?
ペットも火葬する必要があるの?と思われている方も多いと思います。
私は必要だと思います。なぜならペットをしっかり見送れるから。
数年前まで猫を飼っていました。その子が亡くなったときは何も手につかないくらい悲しくて、心にぽっかり穴が空いたような状態でした。
亡くなってから2、3日経ってから両親が猫の火葬をしてくれて、たくさん泣いたけどちゃんとお別れができた気がします。
ペットロスなんて言葉がある時代。
家族と同じように生活をしていたペットだからこそ、前に進むためにもちゃんとしたお別れをするべきだと思います。
ペットの火葬をやらないとどうなる?
ペットを火葬しなかった場合、どのように供養するのでしょうか。
人間だと今の火葬のスタイルが定着していったのは明治時代以降と言われていて、それまでは土葬する人がほとんどでした。
ですから人間同様にペットも土葬して自然に帰すことができます。
昔と違うところは今はどこにでも埋められないことです。
他人の土地や公共の場に動物を埋めることは法律で禁止されています。
自宅など私有地に庭があれば、穴を掘って埋めてあげても何も問題はありません。
でもペットを飼っている人みんなが庭付きの家を持っているわけではありませんよね。
土葬以外の方法は自治体の指示に従い「廃棄物」として処理することです。
今まで一緒に生活をしていた家族をごみとして処分するなんて考えられない!!
そんな時にペットを供養する方法として火葬があるんです。
ペット火葬をやるメリット・デメリット
ペットを火葬することは飼い主にとって、またペットにとってどんなメリットやデメリットがあるんでしょうか?
メリット
・人間と同じように送ることができる
ペットの火葬は人間の葬儀と同じように火葬しお骨上げや納骨を行うことができます。
ひとつひとつ丁寧にすることで、ペットにもしっかりお別れできますし、きっとペットも天国で良い生活が送れることでしょう。
・ご家族の意向に合わせた火葬方法を選べる
ゆっくり時間をかけてお別れをしたいご家族や、中には仕事が忙しい人もいるかと思います。
大森ペット霊園ではペットのご家族それぞれのニーズに合わせて葬儀を行うことができます。
デメリット
・費用がかかる
大切なペットともお別れでもあまりお金をかけられないこともあります。
火葬はペットの大きさによって値段が変わってくるので、特大犬だと6万円を超えることも。
火葬にも方法があり、費用を抑えられる方法もありますが、とくに大きなペットだと費用がかかってきてしまいます。
3つの火葬方法と料金
ペットを火葬するには3つの方法があります。
立会火葬
ご家族が立ち合いのもと火葬し、お骨上げもご家族が行う方法です。
人間の葬儀と同じように弔うことできます。
費用は3万円~6万2千円です。
最期まで見送りたいご家族におすすめの火葬方法です。
個別一任火葬
個別で火葬したあと、納骨までスタッフにお任せできる方法です。
葬儀場に連れて行ったあとはスタッフが対応してくれるので、個別で火葬したいけど忙しい人に合った火葬方法です。
費用は1万5千円~2万円です
合同火葬
他のご家族のペットと一緒に火葬してくれます。
費用が抑えられることと、さみしがり屋だったペットに向いている火葬方法です。
また合同火葬は毎日行っているので、予約をした日に火葬することもできます。
費用は8千円~3万9千円です。
一緒に火葬できるものとできないもの
ペットとのお別れの時。
寂しくないように、生前大好きだったものに囲まれて天国に送ってやりたいですよね。
とはいえ、ペットの棺の中に入れられるには決まりがあります。
では一緒に火葬できるものとできないものを見ていきましょう。
一緒に火葬できるもの
写真やお手紙
ペットの写真を棺に入れたり、お別れのお手紙を書いて気持ちの整理をされる方もいます。
まだ生きている人の写真を一緒にいれると魂が抜かれるなんて言われることもあるので、気にされる方はペットだけの写真がいいかもしれません。
ご飯やお菓子
缶や袋から出した食べ物は一緒に火葬することができます。もしお出ししなくとも、施設内で分けることも可能です。
花
棺を綺麗な花で飾って火葬することも可能です。人間の火葬のように色は決まりがないので、生前の思い出の花やイメージカラーの花を入れるといいでしょう。
ただ、濃い色の花は遺骨に色が残る可能性もあるので、淡い色の方がいいです。
一緒に火葬できないもの
金属やプラスチックなど
火葬中の黒煙や臭いのもとになりそうなものは遺骨が汚れてしまうことがあるため、一緒に棺の中に入れることはできません。
ご飯やお菓子を入れるときは、袋や缶から出してティッシュなどに包んでから入れましょう。
大量の服やクッションなどの衣類
お気に入りの服を着せて送りたいかもしれませんが、灰や煙が多く出てしまうため、少量の数でしたら火葬は可能ですが、何十枚も全部一緒での火葬はできませんのでお気をつけください。
まとめ
ペット火葬は家族のように生活してきたペットを人間と同じように天国に送り届ける1つの方法です。
立会い葬儀・個別葬儀・合同葬儀の3つがあり、ご家族の意向によって選ぶことができます。
ペットのご飯やお菓子・手紙・花などを一緒に火葬することができますが、ビニールや缶類・色の濃い花はご遺骨に色が付いたり痛む可能性があるため一緒に火葬することはできません。
ペットとの思い出のものをお持ちください。
ペットを天国に送り出す手段に正解はありません。
ご家族が1番納得する方法を取ることがベストだと思います。
大森ペット霊堂では、ペットのご家族が後悔なくお見送りできるようにお手伝いをさせていただきます。
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