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大型魚のペットのアロワナが死んだらどうする?供養の方法は?

2021年1月31日

アロワナは南アフリカやオーストリア・東南アジアなどに生息する大型古代魚。優雅に力強く泳ぐ姿に魅力を感じるファンも多く、日本でも飼っている方も多いですよね。飼育環境や餌やりなどの飼育難易度はかなり高いのが特徴。しかし、だからこそ順調に育つと愛着も湧くものです。

 

しかし愛情をたっぷりかけて育ててきたアロワナともいつかはお別れがやってきます。飼育難易度が高いからこそ、不注意や知識不足で亡くなってしまうことは避けたいですよね。

 

ここではアロワナの命を守るために注意すべき点と亡くなったときの注意点をご紹介します。これからアロワナを飼いたい方もアロワナの終活を考えている方も是非チェックしておいてください。

 

 

アロワナの死因って?

アロワナの飼育には様々なことに気を配る必要があります。アロワナの死に関する知識を知っておけば悲しい結果を未然に防ぐことも可能です。

 

アロワナの寿命

アロワナの寿命は約10年といわれています。観賞用として多く飼育されているシルバーアロワナのなかには30年生きたという強者も。30年の飼育はかなり稀ですが、長生きな子は15年くらい生きています。

 

種類によって寿命は多少異なりますが、ただでさえ飼育難易度の高いアロワナ。飼育初心者は10年飼育でも十分長生きしたといえます。

 

アロワナの死因で一番多いのは拒食!?

アロワナは餌のあげ方に注意しないとすぐに拒食になってしまいます。実はその拒食がアロワナの一番の死因。

 

アロワナの好きなものは人工肥料<魚<甲殻類<昆虫の順です。アロワナは実はとってもグルメな魚。好物だからといって早い段階で昆虫などをあげてしまうとそれ以外の物を食さなくってしまいます。

 

仮に昆虫を食べさせてあげてそれに慣れてしまうと、それ以上に与えるものがなくなってしまうので餌を与える順番や時期には注意が必要です。

 

凄まじいジャンプ力があるので水槽の蓋は必須

アロワナは距離の加速無しでもその場から大ジャンプをすることができます。その凄まじいジャンプで水槽から飛び出してしまって干からびて死んでしまうこともよくあることです。

 

野生のアロワナは水面近くの木などにいる虫を見つけジャンプで捕食します。観賞用のアロワナも同じです。水槽の上当たりで何かが動いていると本能的にジャンプし捕食しようとするのです。自然界とは違い水槽は小さいのでジャンプすれば飛び出してしまいますよね。ですので、水槽を準備する際には必ず蓋も準備してください。

 

 

死んでしまったらまずやるべきこと

大切に飼っていたアロワナが亡くなっていたらどのように対処したら良いのでしょうか?また安置方法も確認しておきましょう。正しく安置しておけば供養の際にも後悔を残すことがなくなります。

 

水槽からすぐに出す

アロワナが水槽の中で亡くなっているのを発見したらすぐに水槽から出してあげてください。水槽の中に入れたままにしてしまうとカビや細菌が繁殖しやすくなります。

 

水槽で複数混泳させている場合はなおさらです。一匹がとても大きいアロワナの遺体はすぐに水槽から出してあげないとあっという間に水質が悪くなり、混泳させている他のアロワナにも影響を及ぼします。アロワナが亡くなったら必ずすぐに水槽から出して安置してあげましょう。

 

安置は濡れたガーゼで包む

アロワナも他の動物同様亡くなった後は腐敗が進んでしまいます。適切に安置してあげないとすぐに傷んでしまいます。水で濡れたガーゼで全体を包んで涼しい所で安置してあげましょう。保冷剤やドライアイスを使用する場合は2~3日程度安置は可能です。しかし、なるべく早く供養の方法を決めてあげましょう。

 

 

アロワナの供養の方法は?

アロワナが亡くなったときに悩むのが供養の方法です。メダカや金魚のような小さな魚とは違い身体の大きなアロワナ。どのように供養してあげるのが良いのでしょうか?

 

ペット霊園で火葬してもらう

一番おすすめの方法はやはりペット霊園で火葬してもらうことです。10年近く一緒に過ごしてきたアロワナ。大切な家族のようなアロワナを最後まで丁寧に見送ってあげることが大切です。

 

最近ではペット霊園でアロワナなどの魚の火葬も行ってくれます。ペット専用の火葬炉を備えているところであれば全ては難しいかもしれませんが遺骨を残してあげることも可能です。火葬業者やペット霊園を選ぶ際には魚の火葬の経験が豊富な業者へ依頼しましょう。

 

自宅で土葬しても大丈夫?

魚の供養の方法として土に埋めるというのが一昔前までは主流でした。しかし、アロワナのような外来種は自宅での土葬は避けたほうが良いでしょう。

 

なぜならアロワナの体には病原菌や寄生虫・微生物が潜んでいる可能性があるからです。そのまま埋めてしまうと病原菌などを放出してしまい土壌汚染に繋がる可能性があります。

 

また外来の微生物などが増えれば、日本の生態系を崩してしまいかねません。もともと生えていた草花を枯らしてしまいますし、土の中で育つ虫の幼虫なども亡くなってしまう可能性もあります。アロワナが亡くなったときはそのまま埋めるのは環境問題の観点からおすすめできません。

 

剥製にする

アロワナは見た目がとても美しいので亡くなった後に剥製にする方もいます。生きていた時の美しい姿をそのまま残せて、いつまでもそばにおいておけるので人気もあります。

 

しかし剥製にした後は自宅で観賞用にしてください。大切にしていたペットですから、間違っても希少価値の高いアロワナの剥製をネットオークションやフリマアプリに出品するなんてことは辞めておきましょう。警察沙汰になるなんてことも実際にあります。剥製であっても国際希少生物の売買は種の保存法違反に当たりますので注意してください。

 

 

まとめ

美しく力強く泳ぐ姿はとても雄大でペットとしてとても人気の高いアロワナ。餌のやり方・水槽の大きさ・水質など飼育には気を付けなければならないこともたくさんあります。飼育方法を間違えてしまうと拒食やジャンプにより大切な命を落としてしまう可能性も。

 

寿命は10~15年程のアロワナ。長い間一緒に過ごした大切なペットのアロワナです。亡くなった後も感謝の気持ちを込めて丁寧に供養してあげてくださいね。

 

大森ペット霊堂では、金魚・鯉・海水魚全般・熱帯魚全般・古代魚(アリゲーターガー、アロワナ、スティングレイ等)・サメ・エイ・イソギンチャク・サンゴなどの火葬、葬儀を対応しております。魚の葬儀・火葬を大切に行わさせていただいております。大森ペット霊堂のスタッフは知識や魚の習性なども勉強を積み重ねており、人間同様、魚も命があると考えています。

 

魚や熱帯魚の火葬・葬儀は、人間同様であり犬や猫の火葬葬儀と全く変わりません。何かご不安なことやわからないことがありましたらお気軽に大森ペット霊堂にご相談くださいね。

 

🐠魚の火葬・供養方法についてもっと知りたい方はこちら→魚の供養方法の記事

 

🐠アロワナの火葬・葬儀の相談したい方はこちら→大森ペット霊堂HP

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