フクロウの寿命はどれくらい？亡くなったらどうすればいい？
2022年12月20日
最近フクロウの可愛さが知れ渡り、フクロウカフェなどフクロウと一般の人が触れ合える場所が増えました。フクロウをペットとして迎え入れる方も多く、今やフクロウはメジャーなペットになったと言えるでしょう。
しかしペットを飼う時には、お別れのことも知っておかなくてはいけません。ここでは、フクロウの寿命やお別れの方法について詳しく説明しましょう。
すでにフクロウを飼っているという方・これからフクロウを飼おうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
フクロウの寿命とは？
フクロウの寿命は種類や大きさによって変わり、大きなフクロウほど寿命が長くなります。具体的には小型のフクロウは10年〜15年、中型のフクロウは30年、大型になると40年も生きられるフクロウもいるのです。
ペットとして育ったフクロウの中には60年も生きたフクロウも存在しますが、野生のフクロウは厳しい環境で暮らすため、平均して20年程度で亡くなってしまいます。
ただしフクロウはストレスに弱い生き物なので、適した環境下でなければペットであっても数年で亡くなる可能性も考えられるでしょう。安全でさえあれば長生きするとは限らないことを知っておいてください。
フクロウの体調不良を知るためにできることとは？
当たり前のことですが、フクロウは人間と違って自分の体調不良を訴えられません。そのため、日頃から次の点に注意してフクロウの様子に異常がないかを確認しましょう。体調不良にいち早く対応できれば、大きな病気を防げる可能性が高くなります。
ペリットを確認する
ペリットとは、フクロウが食べた獲物の骨・羽毛を口から吐き出す丸い塊のことを指しています。ペリットを観察すれば、フクロウが誤飲をしていないか・お腹の中で消化されていない食べ物が残っていないかが推測できるでしょう。ペリットがいつもと違う・ペリットが出ない時には、動物病院に相談してください。
口呼吸が増えた
フクロウは口を開けて呼吸することで体内の熱を外に出し、温度調整をします。そのためじっとしている状態で口呼吸が続くのであれば、何らかの問題があると考えられるでしょう。運動中や緊張している時の口呼吸は問題ありません。
羽鞘の粉が増えた
羽鞘とは新しく生えた鳥の羽を守る鞘のことで、ストロー状をしています。羽が生え切ると不要になった羽鞘は粉になって剥がれ落ちるのですが、換羽期でもないのにこの粉が大量に発生する時には、寄生虫が発生している可能性があります。
寄生虫に寄生されているフクロウは、羽毛を過剰に突くような仕草も見せるでしょう。
目の色が濁っていないか
フクロウが白内障になると目の中の水晶体が濁って視力が下がります。白内障で命を落とすことはありませんが、飛行や着地が難しくなる・視力低下にストレスを感じて体調を崩す恐れが考えられるでしょう。
フクロウの健康寿命を伸ばすためにも白内障を防ぐ必要があります。
フクロウが亡くなった時にはどうすれば良い？
大切に飼っていたフクロウが亡くなった時には、どのようにお見送りをしてあげれば良いのでしょうか？ここではフクロウのお見送りについて詳しく説明します。
フクロウの体を冷やす
まずは体をタオルや布でくるんだ上で、フクロウの体が収まる箱や袋にフクロウを入れ、ドライアイスや保冷剤で冷やします。腐敗の進行を抑えて火葬までの時間を共に過ごしましょう。タイミングによっては火葬まで時間がかかる可能性があるのです。
火葬業者に連絡をする
ペットの火葬業者に連絡をして火葬を依頼します。火葬には個別火葬と合同火葬があるため、自分が望む方法を選びましょう。
もし自分のフクロウの死期が近いと感じているのなら、事前に下調べをしておくことをおすすめします。
供養をする
合同火葬の場合は火葬後に合祀となりますが、個別火葬であれば遺骨を引き取って自分の希望する形での供養が行えます。納得のいく方法で最愛のペットにさよならをしてください。
まとめ：フクロウの寿命はどれくらい？亡くなったらどうすればいい？
いかがでしたか？今回の内容としては、
・フクロウの寿命は種類や大きさによって変わるが10年〜40年と言われている
・フクロウの体調不良にいち早く気がつくようにすることが大切
・フクロウが亡くなった時には体を冷やして腐敗を防ぐ
・フクロウの火葬方法には合同火葬と個別火葬がある
・個別火葬であれば自分の希望する方法でフクロウを供養できる
以上の点が重要なポイントでした。フクロウは人間よりも寿命が短く早く年をとってしまうので、フクロウを飼い始めるのならお別れの時についても考えておく必要があります。大切なペットを満足のいく方法で見送れるようにしましょう。
東京で心のこもったペット火葬を希望している方へ
ペットの火葬は各自治体でもおこなっていますが、やはり行き届いていない部分があるのが現実です。大森ペット霊堂で働くスタッフは動物を心から愛し、お別れは心を込めておこなっています。今まで愛情込めて暮らしてきた家族であることを理解しているからこそできる細やかな火葬・葬儀をご希望の方は、ご相談いただければと思います。
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