ウサギのペット葬儀とは?意外に知られていない適切な対応方法
2019年4月19日
小学生の頃、学校内でウサギを飼育していた方は多いのではないでしょうか。飼育教育において人気なウサギですが、最近ではペットとしても身近な存在になりました。内閣府が2010年9月に調査した「動物愛護に関する世論調査」によると、ウサギは犬や猫などに次いで6番目に多く飼育したことがある動物です。今回は、ウサギに関するペット葬儀の安置方法や流れについてみていきましょう。
目次
ウサギの品種は実に49種類?!
真っ白な被毛が印象的な「ドワーフ」や垂れ耳がチャームポイントな「ロップイヤー」、世界最大級の大きさを誇る「フレミッシュジャイアント」など数多くのウサギが存在します。
ARBA(アメリカウサギブリーダー協会)で公認されている品種数は2019年時点で49種類います。それぞれのウサギの良さを知れば知るほど、ウサギの魅力に惹かれ飼う方も多いのではないでしょうか。ウサギの飼い方で注意するべきポイントについて知りたい方はこちらを見てみてくださいね。
ウサギの適切な安置方法
人は大切な存在ほど、突然訪れる死を受け入れることに躊躇してしまいます。あなたの可愛がっていた我が子が、もし突然この世を去ったとき、とても辛く心にぽっかりと穴が空いてしまうかもしれません。ウサギを飼っている方の中には、ペットロスで悩む方がいます。
最後のお別れを悔いのないものにするため、今回ご紹介する安置方法を参考にしてください。
毛並みを整える
亡くなって時間が経つと体は硬直し、体液がにじみ出てきます。「ありがとう」、「よく頑張ったね」と言葉をかけてあげながら体を優しく拭いてあげてください。その際に、体勢が安置箱(カゴなど)に入るよう整えてあげると良いでしょう。突然亡くなった場合、目を開けた状態のことがあります。まぶたにそっと手を触れ、目を閉じさせてください。
安らげる場所へ置く
ウサギが生前過ごしていた場所や家の中で家族と一緒に過ごしていた場所で眠れるよう、場所を確保してあげると良いでしょう。もしウサギを置いてあげることが難しい場合には、できるだけ風通しの良いところにします。
保冷剤を用意する
ウサギの体に直接保冷剤を置くのではなく、保冷剤を安置箱に敷き、その上にタオルを敷いてあげるようにします。ウサギの場合、体の大きさは品種によって大小さまざまです。
ドワーフのように体が小さい場合、小さめの保冷剤を使います。また、フレミッシュジャイアントであれば体が大きいため、犬猫サイズの保冷剤またはドライアイスを使用することをオススメします。
ウサギのペット葬儀とは?
いざ葬儀当日を迎えるにあたって、大森ペット霊堂では次の手順でウサギのペット葬儀を対応しています。
ご自宅までお迎え
人の葬儀同様に、大森ペット霊堂ではお車でお迎えします。もちろん、ご自身のお車でお持ち込みいただくことも可能です。大切な我が子が亡くなってしまった際には、お電話いただければスタッフ一同で真摯に対応させていただきます。そのとき、ウサギの種別を必ず教えてください。
お別れ
霊堂内では、お焼香や読経を行なっています。棺の中に飼っていた我が子が生前好んでいたラビットフードなどのごはんや、かじり木などのおもちゃをいれてあげる方が多いです。
火葬
火葬の種類は3つあります。1つ目は、合同葬という他のご家族のペットと一緒に火葬します。2つ目は個別一任火葬といい、火葬後にスタッフが代理で納骨をします。3つ目は立会葬儀といい、火葬場まで家族の立会いを行なっていただき、ご家族の手で骨壷にお骨を収めていきます。
お骨上げ
合同葬の場合、他のご家族と一緒に火葬するためお骨上げすることができません。個別一任火葬や立会葬儀の場合、ご遺族へお骨をお返しいたします。
返骨・納骨
合同葬では、お骨を敷地内にある合同墓地に納骨します。朝9時から夕方18時まで、365日お参りすることが可能です。個別一任火葬や立会葬儀は、骨壷をご自宅または納骨堂へ保管できます。
ペットロスを怖がらないで
最近では、ペットを失った悲しみからペットロスで悩んでいる飼い主さんからご相談をいただく機会が増えてきました。ペットロスは誰でも生じる症状です。決して無理に頑張ろうとしなくていいんですよ。我が子を思う悲しみは、自然と心から溢れてそれが涙として出ていきます。ペットロスで怖いことは、その悲しみを1人で解決しなくてはと頑張ってしまうことです。
誰に打ち明けれいいか分からなくなったとき、私たちに胸の内を打ち明けてください。少しでもあなたの心が安らげるようお手伝いいたします。
大切なウサギが天国へ旅立つために
最愛の我が子を失う悲しみは、誰にも推し量ることはできません。ですが、共に過ごした日々を思い出してあげることは、何ものにも代え難いその子への供養となります。東京都内にある大森ペット霊堂では、生前相談を受け付けております。どんな些細なことでも分からないままにせず、お気軽にご質問くださいね。
参照先:
1. 動物愛護に関する世論調査
https://survey.gov-online.go.jp/h22/h22-doubutu/index.html
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