ペットの火葬が車でできる?火葬車のメリットやデメリットとは
2021年1月17日
大切にしていたペットが亡くなるのは、とても辛く悲しいことですよね。ペットの火葬をしたいけれどなかなか時間がとれない…。しかし、そんななかで最良の方法はないかと考えている方も多いことでしょう。
ペット火葬は、ペット霊園や自治体に火葬をお願いできることはもちろん、火葬車での火葬も頼めるような業者も存在します。ペット火葬車は、家の前まで来てくれるので、忙しい方には都合がつけやすいのでメリットを感じる方もいらっしゃいます。
しかし、「家の前で火葬するのはいいの?」「臭いが心配」とデメリットを気にする方も多いのも事実。そのためペット火葬の種類、火葬車のメリットやデメリットを知っておく必要があります。知ることでトラブルなどを未然に回避することができますよ。
忙しいからといって楽な方法をサッと選んで後悔しないように、愛するペットとの最後を不安なく過ごせるようにしたいですね。
目次
ペットの火葬方法は大きく分けて3種類
ペットの子を火葬してあげたい場合には、どのような方法を選んだら良いのでしょうか?
ペット霊園での火葬
ペット霊園では、個別火葬や合同火葬などのプランを選ぶことができます。火葬後も丁寧な納骨や供養を行なってもらえます。火葬場まで行くのが難しい方には、お迎えサービスを行っているペット霊園もあります。また、すぐに火葬ができない場合は、ペット霊園の霊安室で一時的に安置してもらえるサービスもあります。
自治体でのペット火葬
自治体でもペット火葬を行ってくれます。ペット用の火葬場がある自治体もありますが、廃棄物として処理されてしまう自治体もあります。ご遺骨は返還されないので、ペットの子を自治体で火葬するときには注意が必要です。
ペット火葬車での火葬
ペット火葬車とは、ペットの火葬炉がついた車のことです。訪問火葬と呼ばれることもあります。ご自宅の前など、指定した場所に来てくれて、ペットを火葬することもできます。ペットのご遺体を火葬場まで運ぶ手段がない方や、忙しくて時間がないという方に選ばれています。
ペット火葬車のメリットとは?
ペット火葬車でペットの子を火葬してもらうとき、飼い主様にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
火葬する日を決めやすい
ペット火葬車の業者は、24時間365日やってるところが多いです。ご自身の都合が良い日を選ぶことができます。また、ご自宅などの指定した場所に来てもらえます。移動時間を考えなくて良いので、時間短縮になります。お仕事などで忙しい方や、日中はなかなかご家族で集まれない方が利用されています。
費用が抑えられる
火葬車に来てもらうペットの火葬は、ペット霊園で行う火葬と比べて費用が抑えられることが多いです。ペット火葬の価格は、ペットの種類や大きさで変わります。一般的には、大きい身体の子ほど費用が大きくなります。また、火葬プランによっても異なります。収骨などをスタッフに任せる一任葬が立ち会い火葬よりも安い傾向があります。
ペット火葬車のデメリットとは?
いつでも火葬を行ってくれて、費用も抑えられる火葬車でのペット火葬。しかし、デメリットも知っておかなければ、トラブルに巻き込まれてしまうこともあります。
口コミでよく見かける火葬車のトラブルとは?
火葬車は、「煙や臭いがでません」と書かれていることが多いです。最新型の火葬炉は煙や臭いが気にならないタイプが多いようです。しかし、たまに旧型の火葬炉を使用している業者があり、火葬時の臭いや煙が出てしまうこともあります。実際の臭いや煙のことは、その業者の口コミを調べてから利用するのが安心です。
また、近隣住民とのトラブルが多く発生しています。近所の方が必ずしもペットに対して友好的というわけではありません。自分の家の近くでペットを火葬されると嫌な思いをする方もいらっしゃいます。そのような方々とのトラブルが発生することがあります。トラブルが起こると動揺してしまい、最後のお別れを十分にできないことがあります。
火葬車を駐車できる場所はどこ?
自宅の前に火葬車を停めることができる十分なスペースがあれば、そこに停めてもらいましょう。しかし、駐車する場所がなく、火葬車が路上にはみ出してしまうケースがあります。ペットの種類や大きさによっては火葬は時間がかかるため、長く駐車しなければいけない場合もあります。不審車両や違法駐車として、通報されてしまったというケースもあります。大切なペットの子の葬儀で、通報されてしまっては、悲しいですよね。
ペットの種類が限定される
ペット火葬車は、バンタイプの車に火葬炉が搭載されているものが多いです。なので、火葬炉の大きさに限界があります。大型犬や大型の爬虫類など、大きな身体の子はペット火葬車で火葬ができない場合があります。体重で料金が変わってきたり、火葬ができるかどうかが決まります。大切な最後のときに慌てないように、大体の体重は把握しておくのが良いですよ。
まとめ
家族の一員として一緒に過ごしたペットの子は、亡くなった後もしっかり火葬をして供養してあげたいですよね。ペット火葬車は、日程の都合がつけやすく費用を抑えられますが、デメリットも多く存在します。近隣住民とのトラブルになる可能性や、駐車スペースがないと違法になってしまうことがあります。
大型のペットの場合は火葬してもらえないこともありますので、利用される場合には事前に調べておきましょう。ペットの最期には、どんな飼い主様でも愛するペットとのこれまでのたくさんの思い出に浸って、冥福を祈りたいと思っているはずですよね。そんな時に、トラブルなどに巻き込まれてしまっては大切な思い出が台無しになります。感謝の気持ちを伝えられる最良のお見送りをしてあげてくださいね。
大森ペット霊堂では、全ての方が安心して、ペットのお見送りが行えるようお手伝いさせていただければと思っております。その他のことでもご家族様がこのようにしたいと思うことなどがあれば、なんでもお申し付けください。ペットの葬儀、ペットの火葬をお考えの方は、お気軽に大森ペット霊堂にご相談くださいませ。
ご相談はこちら→大森ペット霊堂HP
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