ペットの葬儀は虹の橋への道しるべ
2017年12月22日
こんにちは。
先日、とっても可愛いミニチュアダックスフンドの女の子を
大森ペット霊堂にて御火葬させていただきました。
ご夫婦で静かに、とても愛おしそうにたくさん撫でられ、ポンポンしてもらい、たくさん声をかけられ、見送ってあげていた姿にとても胸が苦しくなりました。
飼い主様と、その子の思い出話など色々お話しさせていただきましたが、
飼い主様から、まだ小さい自分の息子に、愛犬の死をどうやって説明したらいいのか?
と相談されました。
私は飼い主様に『虹の橋』のお話をさせていただいたのですが、
ペットを亡くして悲しんでいる全ての人に知ってほしいお話ですね。
ありがとうございます。
と言ってくださいました。
いつも私達の傍にいて癒してくれるペットたちは、
いつか私達よりも先に旅立つ日が必ずやってきます。
その時には、言葉では言い表せないほどの悲しい別れに、心が引き裂かれるような思いを経験するはず。
そんな時、「虹の橋」の詩に救われた人はどれくらい居ただろう、と思います。
私もそのうちの一人です。
まだ知らない人が居るなら、ぜひ知ってもらいたい。
そんな心が温かくなるような、とても素敵なお話なんです。
虹の橋
天国のほんの少し手前には、「虹の橋」と呼ばれる所があります。
誰かにとってかけがえのない存在であり、愛されていた動物が命を終えると、
この虹の橋のたもとへとやってきます。
ここには草原と丘が広がっていて、みんな元気に走り回って遊んでいます。
食べ物や水にも充分恵まれ、お日様はふりそそぎ、彼らは満たされて、気持ちよく過ごしています。
病気で苦しんでいた子も、年老いて亡くなった子も、健康や若さを取り戻しています。
つらい目に遭って傷付いた子も、不自由な体になっていた子も、みんな元の体を取り戻すのです。
それはまるで、残されたわたし達が過ぎた日の思い出の中に、彼らを思い出す姿そのもののようでした。
ここに居る子達は、みんな満ち足りて幸せな気持ちで暮らしています。
でも彼らには、心に引っかかることがひとつだけありました。
それは、自分を愛してくれた人、自分にとっての愛する人がここにいない、という寂しさでした。
残してきたあなたの事が、みんな恋しくてたまらないのです。
その気持ちを抱えながら、みんな草原や丘を走りまわり、一緒に遊んで待っています。
そう、その日がやって来るまで…。
ある日、駆け回る動物たちの中の一匹が、突然立ち止まり、遠くを見つめました。
その瞳は輝き、体は喜びに震えはじめます。
その子は仲間達から離れて、見つめる先に向かって、緑の草原の上を飛ぶように走り出しました。
はやく、早く!急げ、急げ!!
視線の先に、あなたを見つけたのです。
ずっと会いたかった、大好きなあなたに会えたのです。
先に旅立っていたはずの最愛の友と、あなたはついに再会します。
飛ぶように勢いよく走ってきたその子と、あなたはしがみつくように抱き合い、
歓喜の涙を流すことでしょう。
もう二度と、離れることはありません。
再び会えた歓喜のキスがあなたの顔に降り注ぎ、あなたの両手は、愛する友を優しく撫で続けます。
その子の瞳を覗きこむと、あの頃と何一つ変わらない、信頼に溢れた優しい瞳が見つめ返してきました。
それは、長い間見ることは出来なかったけれど、あなたの心からは一日も消えた事のなかった瞳でした。
そしてあなた達は、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです。
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